杉江アマゾン大輔さんのニューロマスキュラースポーツマウスガード

  • 2017.12.22 Friday
  • 17:51
ブラジリアン柔術の選手であり、インストラクターでもある杉江アマゾン大輔さんのニューロマスキュラースポーツガードを作成させていただきました。このスポーツガードの意義は、ずばり、パフォーマンスの向上です。
アマゾンさんの略歴はこちら

実は、アマゾンさんとは、以前からご縁があって、2015年1月16日にも「生と死」というタイトルで、ブログを書かせていただいています。

以下が理想的な顎の位置を決めていく方法です。
まず、K7という下顎運動解析診断総合コンピュータシステムを用いて検査をします。
その時の様子はこんな感じです。

K7-1

下顎がどのように動いているのか見ているところです。
下顎の最大運動可動域、最速最大開閉口、下顎安静位からタッピング時の動き、ガム咬みの咀嚼運動などを見ます。

EMG


最大に噛みしめをしている時の筋電図を取っているところです。何もなしの状態と、コットンを介して噛みしめている時の差を見ています。
さらに、下顎安静時の筋電図も計測します。


この検査の後、ベッドで寝てていただきながら、マイオモニタと言う経皮的電気刺激装置(低周波)を45分ほど使って、顔面の咀嚼筋、表情筋、僧帽筋を中心に筋肉のリラックスをはかります。

再度、検査機器をつけていきます。お顔の表情から力が抜けているのがおわかりいただけるかと思います。
K-2

この状態で、下顎が電気刺激で上下に動いている位置と、普段の咬みわせている位置を比較します。

scan5
アマゾンさんの場合は、いつも咬んでいる場所よりも、前方に3.1mm、左側に1.4mmずれたところに、噛み合わせの理想位置がありました。

この位置で咬み合わせを取り、スポーツガードを作成しています。

今回は比較検証のため、上顎のソフトタイプと下顎ハードタイプの2つを作成させていただきましたが、下顎タイプの方が、握力検査で良い結果でした。

何も入れてない時の握力→下顎タイプを入れての握力:
右48.7Kg → 56.6Kg  
左46.0Kg → 49.3Kg

装置をお渡ししたその日に、何もはめていない状態と、下顎タイプをはめた状態で、力の出具合、柔軟性などをテストしました。力技のテストでは、当院の男性スタッフHさんに助けてもらっています。
もともと屈強な方なのですが、全てのテストにおいて、スポーツガードを入れた状態の方が良い結果でした。
動画でないと分かりにくいですが、、、左が何もなし、右がスポーツガードありです。

C-1

C-2

スポーツガードを入れてない状態では、抵抗する際、体が動いてしまってましたが、スポーツガードを入れた状態では、Hさんが思いっきり力を入れても、びくともしません(゜ロ゜;ノ)ノ

アマゾンさんにご使用いただいて、「良い感じ、踏ん張りがきく」とコメントいただきました。

現在、プロの方、トップアスリートの方限定ですが、無料モニターをさせていただいています。ご興味のある方はご連絡くださいませ。

ニューロマスキュラー・スポーツガードの効果

  • 2017.10.27 Friday
  • 11:40
前回のブログで、ニューロマスキュラーポジション、つまり顎の「最適な」ポジションで作ったマウスガード(チャン先生のアメリカやカナダのグループはAgilityGuardという商品名で取り扱ってます)を使っている選手の声を紹介しました。

YoutubeにもAgilityGuardの動画がいくつかアップされています。噛み合わせの取り方などの雰囲気を分かっていただけると思います。良ければ、こちらをご覧になってください。


動画をご覧いただくと、ニューロマスキュラーポジションで咬み合わせると、瞬時に可動域が増えたり、筋力が増したりしているのがお分かりいただけるかと思います。この動画の後半で出てくる、選手のパフォーマンステストをしている、ゴツいおじさまは、John Schaefferという、トップアスリートを何人も育てているトレーナーです。科学的根拠に基づいてトレーニングを組んでいらっしゃる方です。

当院のスタッフで、矯正治療を始めることになったKさんにニューロマスキュラー検査をして、顎の位置を最適化する「オーソシス」と呼んでいるマウスピースを入れてもらいました。先程の動画のように、入れる前と、入れてからの比較の記録に協力してもらいました。

まず、握力検査。
オーソシスを入れる前→オーソシスを入れた状態
右手29.1Kg→30.5Kg(差1.4Kg)
左手27.3Kg→28.3Kg(差1.0Kg)

前屈
前屈

回旋運動
回旋


Kさん本人は正直、「そんな変わんないでしょー」って思っていたそうで、回旋運動で、最初に手を回せたところまで置いた目印を、オーソシスが入った状態では、軽々と超えてしまったので、本人が「怖っ!」と言ってました。「さっきと同じようにやっただけなのにー!何これー!」と言うので笑ってしまいました。オカルトがかってるように感じたんですかね?
前屈も、本人は「変わらなかったでしょ?」と言うので、写真を見せて、より柔軟性が増してるよと答えたら「え〜本当だー」という反応。
握力も女性の平均は28〜29Kgだそうなので、1.4kg増やせたってすごいことだと思います。

特別頑張った感がないのに、体に違いが出てくるって咬み合わせってすごい潜在能力を持ってますよね。
特別に病気がない人でも、効果が発揮されるのは、ニューロマスキュラーコンセプトが確かに真実である証拠だと思います。
当院の他の患者さんにも、オーソシスを入れて、ゴルフコンペで優勝しちゃった〜!と大喜びされている女性の患者さんがいらっしゃいました。オーソシスで握力が増えたり、より腰が回せたりするのを見ると、オーソシスの効果があったと言えると思います。

これはチャン先生の講習会で見せていただいたスライドです。同じ日の頭蓋正面からのレントゲン写真で、左がオーソシスを入れる前、右が入れた時です。

頸椎

オーソシスを入れただけで、頸椎の並びが変わって、より真っすぐになったのがお分かりいただけますよね?
顎の位置が筋肉のバランスを変え、骨の並びも変えてしまうのです。すごくないですか?!

コンマ何秒の差、コンマ何センチの差が、競技の順位を変えるようなトップアスリートの世界では、ニューロマスキュラー・スポーツガードはきっと大きな助けになる事と思います。

また、今現在のパフォーマンスの質を低下させないで、選手生命を長く維持していくためにも、このスポーツガードは役に立つはずです。

スポーツを長く行っている選手のなかには、特に怪我をしたわけではないのに、非常に歯がすり減っていたり、歯を支えている骨が溶けてしまっていることや、奥歯がなくなってしまっていることがあります。これは、スポーツ時の強い噛みしめが原因でしょう。

運動時に噛みしめることは、パフォーマンスの発揮や安全性の向上に役立つのですが、歯がすり減ったり、なくなってしまうことで、噛みしめが十分にできなくなると、頸、背中、四肢の筋力を低下させてしまいます。スポーツガードをつけることで、健全な歯、歯列を維持することができ、それが、怪我の予防や、怪我の重症度を軽減することにつながり、ひいては、運動機能の維持、選手生命を守るうえで重要だと言えるでしょう。

真剣にスポーツをされてる方、顎の調子が悪い方、ぜひご相談ください。
次のレベルの新しい世界が待っているかもしれません。

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