嬉しい口コミをいただきました

  • 2021.07.02 Friday
  • 15:48
早いもので、今年ももう折り返し地点に来ました。

今日は私が治療に関わらさせていただいた、何人かの患者様がGoogleに嬉しい口コミを書いて下さったので、ご紹介します。

私は歯科医師になって、15年になりますが、この仕事がとても大好きです。患者様に笑顔になっていただけるお手伝いをさせていただけるというのは、本当に報いが大きく、技術を向上させていこう、最新の知識を取り入れていこう、動機付けになっています。
治療が終わった後も、患者様と、定期検診などを通じて、長くお付き合いさせていただけるのも、本当にありがたいと思っています。近況をお聞かせくださったりしてくださる患者様とお話しできるのも、楽しいひと時です。

そして、このように、推薦の言葉をいただけるのは、身に余る光栄で、非常に感謝です。書いて下さった方がどなたなのか、内容から、私には容易に想像できます。本当に本当にありがとうございました!!

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また末永くご縁がありますように、精一杯頑張らさせていただきたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

子どもの矯正

  • 2021.03.02 Tuesday
  • 12:18
あっという間に3月になりました。岐阜県下に出ていた緊急事態宣言は解除されましたが、飲食店の時短営業はまだ続くようで、色々苦労されている方々も多いと思います。

必要な方々に、助けが迅速に来てくれますように。

何人かの患者様から受験が上手くいったという、うれしい声をお聞きすることもできました。本当におめでとうございます!!
輝かしい未来に向かって羽ばたいていかれますようにお祈り申し上げます。

子どもたちは人類の宝です。すべての子どもたちが健やかに成長をしてくれるようにと願ってやみません。

私も歯科医師として、その一助を担わせていただけることは、本当に大きな喜びであり、やりがいのある仕事です。

矯正には様々なやり方があります。長いこと効果があると信じられてきたものでも、かえって有害であることが証明される事例もあります。治療直後だけではなく、長期間にわたって治療結果がどうなのかをしっかり見極める必要があります。私自身、2人の子どもの親として、自分の子どもにとっても、どんなやり方が一番最善なのかと色々検証してきました。

様々なことに当てはまるかと思いますが、矯正に関しても、やはり、「シンプル イズ ザ ベスト」だと思います。

矯正の装置には、大きく分けて、固定式の装置と着脱式の装置があります。

固定式の装置は、接着剤で歯にくっつけてしまうので、患者さん本人が自分で取り外すことができません。
ずっと付いているので、安定した効果を発揮することができる反面、食事や会話、清掃のしづらさがあります。上手に歯磨きできなかったりすると、虫歯になってしまうこともあります。

着脱式の装置は、本人が着けてくれるかどうかに、治療の成果が大きく依存します。かかる力は、強い力ではなく、弱い力ですので、痛みも固定式に比べると軽度でしょう。歯ブラシも普通にできるので、虫歯になるリスクも少ないです。
装置を壊してしまったり、なくしてしまう確率は、固定式に比べると高いかもしれません。

私がさせていただいてる矯正治療では、成長の残っている子どもには、固定式の装置を使うのは、とても稀です。もし付けたとしても、極力短期間に留めます。
理由は、10代後半から20歳くらいにかけて、歯並びが大きく変わることが調査によって明らかになっているので、10代前半などで、咬み合わせを仕上げてしまっても、それを維持できるのは短期間でしかないからです。

せっかく苦労して治療して、すぐ崩れてしまったら、何のために治療したのか分からなくなってしまいます。
また再度矯正装置を付けますか?もうやりたくない、という方も多いでしょう。

成長期の残っている、骨の柔らかい時期には、今の骨の幅に歯を並べることを目的とするのではなく、持ってる歯に合わせて、骨が成長できるように誘導してあげることがベストであり、シンプルなはずです。

ガタガタの歯並び(叢生)で、まだ小学生の子どもなのに、抜歯を決めてしまうというのは、私にとっては、あり得ないことです。だって、その時期なら、骨の成長が残っていますから!なんてもったいない!

10歳くらいまでなら、主に夜間だけに装着する着脱式の装置だけで、かなりの改善が見込めます。
もちろん、日中もずっと装着する装置を選択しても、改善するとは思います。でも、夜間だけの方がシンプルで、楽ですよね!手間をかければかけるほどいい結果になるとは限りませんので。

今日ご紹介するのは10歳からマイオブレイスを1年使用していただいた女性の患者さんです。非常に協力的に毎日装置を使ってくださったので、1年でかなり大きく変化しました。
上の歯がかなり前に出ている出っ歯でしたが、上の前歯が引っ込むと同時に、下顎の成長が発揮されたケースです。これからの成長を見守っていき、また細かいことについては、高校生くらいになってから、固定式の装置で、手早く治療を終えることができるでしょう。

左が治療前、右が1年後です。

セファロ比較

B&A

夜間だけ使っていただくタイプは、日中も使っていただくものより、負担が少ないので、継続した協力が得やすいのもメリットです。
継続していただくには、自粛疲れじゃないですけど、矯正疲れが出ちゃったら困りますからね。

お子さんの歯並びは、なるべく早くに骨を成長させることで解決!とご記憶いただけたらと思います。

受け口の症例ー50代後半女性

  • 2020.09.26 Saturday
  • 10:14
気づけば、今年も残り3ヶ月ほどになってしまいました。年が明けたくらいから、中国で特殊な肺炎が流行っているとニュースで聞いてから、あれよあれよという間に生活が大きく変わった1年だったなと感じます。

臨機応変がすごく大事なんだなと感じている時に、身近なところで、臨機応変ができているカエルを見つけたので、ちょっとご紹介。

コメットの北側の2階の窓枠にいた白っぽいカエル。2階にいるだけでもびっくりしたのですが、雨が降ってきて、辺りが少し暗くなったら、それに合わせて、体の色が黒っぽく変化!いやぁーすごいなぁー!




さて、今日は比較的短期間で大きく変化された方をご紹介します。
50代後半女性の方です。以前に当院で息子さんの矯正治療をさせていただきました。ご自身もずっと受け口が気になっておられたようです。
before1
before smile

矯正治療をさせていただいて、1年半後
after1
after smile

ずっと気になっていた下顎が引っ込んで、すごくうれしい!肩こりもかなり良くなった。思っていたより早く治療が終わって良かった!と、とても喜んでくださいました。

今はまだ、被せもののやり直しが必要なところがありますので、その治療中ですが、こんなふうに喜んでくださるのは、歯医者冥利に尽きます。

治療中の様々なご苦労を乗り越えてくださった患者様を始め、いつも治療をサポートしてくれているスタッフのチームワークがなければ、成し遂げられないことです。感謝です。

矯正症例:他院で顎切の手術が必要と言われた症例

  • 2019.02.20 Wednesday
  • 16:26
今週は日曜日に東京で開かれた日本睡眠歯科学会のセミナーに出席し、睡眠について、医科の先生のご講演を聞いてくることができました。とてもためになることがたくさん聞けましたので、皆さんにもまた還元したいと思います。
たまたま同じ日に副院長も栄養医学のセミナーが東京であったので、夜に母娘2人で美味しい食事を楽しんできました。子供(孫)が生まれると、なかなか母娘2人というチャンスがないので、なんだか昔に戻ったような懐かしい感覚でした。
今週は木曜日も東京歯科大へ行く日なので、あわただしい週になっています。

今日はタイトル通り、矯正症例をお見せしたいと思います。

今日ご紹介するのは高校3年生の女性の患者さんです。小学生の時は、3年間、上の歯だけ取り外しができる矯正装置を使い、その後中学3年生まで、やはり上の歯だけ固定式の矯正装置をつけていたそうです。

顎が痛いと訴えたところ、顎変形症だから、顎の骨を切って手術をしないと治らないと言われたそうで、当院にはセカンドオピニオンでご来院になりました。

お口の中を確認したところ、開咬という、前歯が咬みあわない状態になっているのに加えて、上の歯だけ広げ過ぎて、奥歯が下の歯とちゃんと咬みあわない状態のシザーズバイト(はさみのようにすれ違っているためこのように呼ばれる)になっていました。

B/O

面長なお顔で、笑った時に下顎が出ている印象がありました。

顎を切る手術はしたくないとおっしゃって、お母様と当院で矯正用のプレートタイプの暫間インプラントを使って矯正することに同意なさいました。

上下左右の親知らずだけは抜歯しましたが、その他の歯は抜歯していません。

ご来院になられた時点で、京都の大学への進学が決まっていらっしゃいましたので、遠方からのご通院で、通常の方より来院間隔が長くなりましたが、よく努力していただき、2年弱で治療を終えることができました。

治療後のお口の中です。
A/O

治療前後の横顔のレントゲン写真です。
C/B&A

治療前と治療後のお顔の写真です。
F/B&A

プレートを固定源として、下の歯を1センチほど後ろに引っ張りました。

面長だったお顔が、手術した並みに綺麗になりました!下唇の下のくぼみもとってもきれいに出ています。
笑った時の印象が全く別人ですね!

もちろん、ニューロマスキュラーで咬み合わせをチェックしてますし、顎の痛みはもうないそうです。

この症例を通して、やはり私は気を付けたい、と再度認識したことは、
下手に、片側だけの矯正治療をしないこと!一時的に片側だけ手を付けるとしても、できるだけ短期間で終わらせること!です。

日頃から、自分や自分の子供だったら何を選択するか、という視点で考えるようにしています。


顎の骨を切る手術をしたら、1ヶ月近く入院することが多いですから、必ず学業に影響が出ますし、術後の痛みと苦しみから来るご本人の負担は大変大きいものです。顎切では出血に備えて、通常、自己血を輸血できるように術前に採血しておきますが、それ以上に血液が必要になることもありえます。つまり、様々なリスクを伴うわけです。

さらに、矯正治療の一環として矯正歯科医と口腔外科医が協力して手術するならまだしも、美容整形での顎切の手術ではもっと悲惨なのを見たことがあります。それは、術後歯が全然咬み合わせられない!という状況。特に上か下か、片側だけやったら、なお悲惨です。「咬めない→痛い→死にたい」となってしまった話を聞いたことがあります。

最近、ネットで、700万円ほどかけて整形したというアイドル「明治」さんの記事を読みましたが、口元がゴリラみたいに出てたから、という事で、韓国で上下の顎の骨を切る手術をした時の体験をこのように語っていらっしゃいました。出典はこちら 


「術後は、鼻にチューブが入っているので口呼吸しかできないうえ、手術前から、丸24時間以上、飲食もNGなので、喉がめっちゃ渇くんです。麻酔が抜けてからも、血の痰が大量に出てくるので、10分くらい寝ては痰が詰まって目が覚める……の繰り返し。そんな状態が2日くらい。ようやく痰が収まったと思ったら、今度は顎を固定する圧迫バンドの締め付けで、ずっと頭が痛いんです。覚悟はしていましたが、想像以上に辛くて、まさに生き地獄のような1週間でしたね」
「帰りの飛行機も大変だった。あごが動かないせいなのか、耳抜きできないんです。おかげで耳がキーンとしっぱなしで、日本に着いてからも3時間くらいずっと頭も痛いし、めまいもするし、本当に辛かった。」
「整形をしてから、笑顔が引きつっているように見えたり、しゃべっているとき下の歯がすごく見えるようになったので、そこはちょっと気になってますね。」



明治さんのビフォーアフターの写真を見ましたが、矯正だけでも、この様な口元にできるなーと思いました。矯正するという事は考えてもらえなかったのかなぁ〜?もちろん整形よりも時間はかかってしまいますが、少なくとも変なひきつった笑い方にはならなかったはずだし、「地獄」の苦しみもないはず。
私としては、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。

今日ご紹介した患者様には、手術なしに美しくなっていただき、さらに痛みなく、元気に過ごしていただけるようになって、私も本当に嬉しい限りです。本当におめでとうございます!お疲れ様でした!

ありえへん世界・矯正症例

  • 2018.09.28 Friday
  • 17:58
「ありえへん世界」という番組から、数か月前からコンタクト、取材があり、9月25日に放映がありました。
私がADの方を患者さんに見立てて、ニューロマスキュラー検査の様子を撮影されてたんですが、見事にカットされていました。
えーえーそうなるだろうと思っていましたよー
まじめに検査しているシーンなんて、面白みも派手さもないですからねぇー

ありがたいことに、この建物に引っ越してきてから、何度もテレビの取材をして頂いています。最初の頃はテレビに映るなんて〜!!ともの珍しさもあって、放映日を指折り数えて、ドキドキしながら待ったものですが、最近は「あれ?今日じゃなかった?録画しといた方が良くない?」な程度になってきてしまいました。

今回はさらにちょっと間抜けな話なのですが、、前日にDVDプレイヤーを買い替えて、私はまだ一度も触っていなかったので、設置してくれた夫に番組の録画予約をしてくれるように放映日の朝に頼んで、放送時間にそのまま録画中の番組を見ていたのですが、なかなかうちが登場しません。
一緒に診ていた息子に何度か、「これ間違ってない?」と聞かれましたが、「多分もう少し待てば出てくるんだよ」と答えていました。放映終了時刻に近づいてきて、気がつきました、見ている番組のタイトルが、聞いていたのとちょっと違うと。
「世界のありえない映像大賞」をずっと見ていました。(笑)まぎらわしいわ〜!!

ま、次の日はちょうど月1のスタッフ勉強会の日だったので、ちゃんと録画に成功した院長が、うちが出てきたシーンだけ、見せてくれたんですけどね。
かなりの誇張表現・拡大解釈に苦笑いの番組でしたが、院長・副院長にはfacebookを介して、色々コメントをもらって反響があったみたいです。
私のブログもおまけで?放映日にアクセスしてくださった方がいつもより多かったです。

話は変わって、今日は、また矯正症例をのせたいと思います。
今回の方は、以前に矯正を経験された方で、上顎の小臼歯2本と下顎の前歯2本がない方でした。
矯正前の写真です。

BO

BF

え?こんなに歪んでるのに矯正したの?と思われるかもしれません。以前に矯正された先生が、この状態で治療を終了されたはずはありません。つまり、矯正装置を外した後に、どんどん歪んできてしまったのです。
お口の中の状態や顔を見て、何がこの歪みを作ってしまったのか、つまり、どんな癖があったのか想像できますか?
うつぶせ寝で、左側を枕につけて寝ていただろう、とか、右で頬杖するかもしれない、とか左咬みだろうとかイメージできます。

癖について、とてもよく理解していただき、ご協力いただけました。矯正治療中にご結婚もお決まりになったので、式に間に合わせるために、最後は急いで治療を進めて、1年2か月で終了しました。顎をニューロマスキュラーポジション(最適な位置)に持って行く取り外し式の装置はまだ継続してご使用いただいて、さらに咬み合わせを緊密にしていく必要がありますが、大変綺麗になられました。

OA

AF

小顔になっていらっしゃるし、左右非対称もだいぶ改善されてきていると思います。

上顎がどれほど広いか、は下顎の位置が決まる上で大変重要な役割を持っています。
この方のように、上顎が少し狭い、は下顎がかなり狭いにつながる方もいらっしゃいますし、上顎が狭いことが、下顎が後ろに下がったり、左右どちらかにずれる結果になるタイプの方もいらっしゃいます。

大変恐ろしいのは、下顎が本来の位置からずれているのにも関わらず、歯医者がそれを無視して、下顎がずれているその位置に合わせて上顎の歯を移動させたり、狭かったり、左右のバランスが悪い上顎に合わせて、下顎を押し込めようとすることです。

例えば、出っ歯の方を例にとって説明したいと思います。出っ歯とは要するに、下の前歯より、上の前歯が大きく前方にあるという事です。

やってはいけないのは、下顎が後ろに下がり過ぎている場合、その事実を無視して、上の歯だけ抜歯して、上の前歯を引っ込めるという治療です。
この治療の結果起こりうることとしては、
下顎と舌はますます窮屈になります。解放される位置を求めて、食いしばりや、歯ぎしりが増えるかもしれません。
下の前歯のすり減りが大きくなったり、上の前歯がぐらぐらになることもあります。
関節がすり減って、口が大きく開けれなくなるかもしれません。

さらに自律神経系に影響が出ることもあります。
めまいがひどくなったり、とにかく疲れやすかったり、肩こりや首こり、腰痛がひどくなったり、頭痛がしたり、顔の歪みや老化現象が進んだり・・・こうなれば精神的に健全とは言えない状況になっても不思議ではありません。

ここのところ、他院で治療を受けて、この様な症状が出て、大変お困りになって当院に遠方から来院される方が増えていると感じます。中には症状がひどすぎて仕事を続けられなくなってしまう方もいらっしゃいます。

さらにお気の毒なのは、歯医者にこういった症状を理解してもらえない、話を聞こうともしてもらえなくなり、心も傷つけられて、さまようはめになることです。

歯医者が謙虚になって、むやみやたらに咬合を触ることは、人生を狂わせることもあると認められればいいのですが、そうではなく、患者がおかしいと決めつける人もいます。

一方で、謙虚に、咬合を触ることの恐ろしさ、咬合治療が全身症状を変化させうることを認め、自分には治療できないから、やってくれるところを探すようにと患者さんに促せる先生もいらっしゃいます。

やはり、他院であれこれ咬合を触られて顎関節症状がひどくなってしまい、現在遠方から当院にニューロマスキュラー矯正治療で通院してくださっている、F様という方がいらっしゃいます。
F様に今日伺った話ですが、咬合治療ができるところを探すようにと言ってくださった歯科医師に、F様が今はコメットに通っていることをお伝えになったら、先生が「それなら良かった」とおっしゃってくださったとお聞きしました。

同業者から、咬合治療について、公に攻撃されて、大変がっかりさせられることがありましたが、逆に、このように肯定の声を聞かせていただけることは、本当に嬉しい事です。教えてくださったF様にもとっても感謝です。ありがとうございます。

これからも、一人でも多くの患者さんの助けになれるように私自身精進して参りたいと思いますし、正しく咬合治療ができる先生が増えていくように心から願っています。


夏休み ・ 矯正症例

  • 2018.08.18 Saturday
  • 12:05
夏休みも残すところあと少しになりました。40度近くあった気温も和らいできていて、ほっとします。
北海道では初雪が観測されたようですね。急激な気候の変化に体調を崩さないようにお気を付けください。

この夏休みは子供たちの活動範囲が広がっていくのを見れて、成長を感じました。

今月初めは、東京でおこなわれた、アレキサンダー研究会に出席してきました。矯正後の長期安定のために気を付けるべき要素を再度確認することができました。
矯正後に歯を悪い方へ動かしてしまう要素は、舌の動きの訓練不足なこともあります。その点をさらにシビアに見ていくべきだと思いました。

仕事のお休みも1週間いただき、家族で沖縄に遊びに行きました。夏休み毎年恒例の、ひたすらプールに入り続けるのもやってきましたし、ビュッフェでたらふく食べて、文字通り幸せを噛みしめるのもやってきました。
今回は、初めて、ラフロードをバギーで走るという体験をしてきました。雨が降った後だったので、水たまりに突っ込んで、泥だらけになり、大笑いでした。いい思い出になりました。




さて、今日は、最近治療が終了した方の矯正症例をご覧いただきたいと思います。

この方は、口が閉じにくいほど、いわゆる出っ歯でいらっしゃった方です。

矯正前後の顔写真です。
1P

矯正前後の横顔のレントゲン写真です。
1B
1A

この方は、一本も歯を抜くことなく(親知らずがない方でした)ここまで動かすことができました。レントゲンでプレートインプラントと呼んでいる、絶対の固定源となる装置が写っているのがお分かりになるかと思いますが、これがなければ、非抜歯でこの状態まで持って行くことは不可能です。

ご本人も、口が閉じるようになった!と喜んでくださっていました。


次の方は、顎関節症で顎の痛みや口の開きにくさがあった方です。

矯正前後の顔写真です。
エラ張りのお顔だったのが、大きく変わりました。体重が変わっていないのに、周りの人に痩せたと言われるそうです。もちろん顎関節症も改善しました。
2P


矯正前後の横顔のレントゲン写真です。
2B
2A

この方も矯正前は、口を閉じる時に、唇に力が入っていて、矯正後は楽に口が閉じれるようになっているのがおわかりいただけるかと思います。親知らずしか抜かないでここまで動かせたのはとてもいい結果だと思います。

矯正症例 横顔美人へ

  • 2018.02.06 Tuesday
  • 15:56
今週の日曜日は義歯の講習会に行ってきました。

日本は65歳以上が総人口の21%以上を占める、超高齢社会です。ちなみに、世界でも超高齢社会になっているのは日本だけらしいです。

高齢者が増えると、当然、義歯のケースも増えるので、今一度ブラッシュアップしたいと思って参加してきました。

ちょっとした工夫で、精度や効率の上がるヒントをたくさんいただけたので、早速、役立てていきたいと思います。
今回は、名古屋であったセミナーだったので、近隣の顔馴染みの先生や、10年ぶりに再会した大学の同級生もいて、おしゃべりにも花が咲き、とっても楽しかったです。

さて、今日は最近、矯正終了したケースを2つお見せしたいと思います。
タイトル通り、横顔美人になられました。

Kcephalo

kp

右が矯正前、左が矯正後です。鼻先と、顎を結んだEラインがとてもきれいになりました。
横顔が変わっている矯正治療では、小臼歯の抜歯がされていることが多いですが、親知らずを抜いただけで、プレートタイプのインプラントのおかげで、横顔を変えることができました。

今度は、開咬・叢生ケースです。
Y cephalo

yp

下顎が、右側方から見て、(レントゲンと同じ向き)反時計回りに動いたので、面長な顔が小顔にもなっています。
別人のような口元になりましたね!
矯正終了おめでとうございます!治療にご協力いただき、ありがとうございました。

お盆休み

  • 2017.08.18 Friday
  • 11:59
お盆休みを1週間いただきました。
私は家族で、海へ行ってきました。と言っても、ほとんどホテルのプールで過ごしていたのですが。
手足がふやけてボヨボヨになるまで、ずーっと入っていても、飽きない子供たちです。

のーんびり過ごして、リフレッシュできました。

さて、今日ご紹介するのは、20代の男性の矯正症例です。
矯正前は、かなり口元が出ていました。最大限に口元を下げるために、小臼歯の抜歯と、プレートを併用しました。
レントゲンで、横顔の違いを比べてください。
治療前です。
BO
治療後です。
OA

全く別人のようにカッコよくなりました!
移動量が多かったので、時間はかかってしまいましたが、ご本人も納得いくまでやりたいと良くご協力いただきました。
ありがとうございました!治療終了おめでとうございます!

マイオブレイス症例その2

  • 2017.02.20 Monday
  • 16:38
2月はバレンタインがありましたね。特別な意味がなくても、あげたり、いただいたりでハッピーの分け合いができるのって楽しいですね。くださった患者様にも心から感謝します。

以前にもご紹介したことのある患者様が、また素敵な季節の花の写真をくださいました。とっても美しいので、皆様とシェアさせていただきます。
椿

さて、今日はマイオブレイス症例をご紹介します。10歳の男の子です。マイオブレイスの適応年齢は10歳まで、理想的には8歳までと言われているので、ギリギリでしたが、幸い生え変わりが早い方ではなかったので、マイオブレイスのみで、高い成果が出ている症例です。今、マイオブレイスを入れ始めて、半年経過したところです。左に始める前、右に今の写真を並べます。

横

笑顔

右側方

upper

セファロ



「出っ歯」「深い咬み合わせ」が改善されてきているのがお分かりいただけるかと思います。
良くなった理由の一つには、常に上にくっついていなかった舌(最初のレントゲンで二重顎になってますね)を持ち上げて、上顎にくっつけることを覚えたことがあります。そのおかげで、V字型になっていた上顎の歯並びが、きれいな馬蹄形になりました。上顎が広がったので、以前は、上顎の狭さゆえに、かなり後ろに下がらざるを得なかった下顎が、前にポジションを取れるようになりました。

下顎が前に出たので、気道がかなり広くなっています。治療前と現在のレントゲンで青色に塗った気道の大きさの違いを見てください。かなり広がりました。

気道


気道が広がるという事は、やはりこれからの健康状態にも影響を及ぼすでしょうし、彼は半年でしっかり身長も伸びて、身体つきもがっしりしてきて、カッコいい子になってきました。将来が楽しみですね。

親なら子供の健やかな成長を望むと思いますが、歯並びが全身の健康に影響があることを知らない方も大勢いらっしゃると思います。歯にずっとくっつけているわけではないのに、(毎晩入れて寝てもらわないといけないですが)しっかりと治療成果が上がるこの装置は本当に素敵だと思います。

もちろん、頑張って入れてくれる本人、励まして下さる親の皆さんにも拍手!!

ハロウィン2016

  • 2016.11.01 Tuesday
  • 11:48
肌寒くなってきて、冬の訪れを感じる季節になりました。
体調を崩していらっしゃる方も多いようです。皆さんもお大事になさってください。

昨日は娘の通っている幼稚舎でハロウィンパーティーがありました。


大好きなエルサに変身〜


我が子ながら、いや、我が子だから?可愛くてたまりません〜ハート

さてさて、今日はとてもシビアな叢生(歯が込み合っていること)をご本人の希望もあって、非抜歯で治療した40代女性のケースをご覧いただこうと思います。
下顎前歯部に癒合歯がある事も少し特殊な症例でした。
YPB


矯正後です。
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レントゲン写真です。
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上が矯正前、下が矯正後です。

横に拡大し、プレートインプラントを使って、後方移動しました。
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横顔のレントゲン写真です。左が矯正前、右が矯正後です。

約2年半前に、大学から外科のアルバイトに来てくれていた先生が、この方の歯の込み具合を見て、
「これは抜かないと並ばないでしょう。抜歯してあげますよ」と言われて、
私が「いいえ!必要ないです!」と答えたのを懐かしく思い出します。

通常より少し時間がかかりましたが、とってもきれいになられたと思います。治療お疲れ様でした!

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