歯周病に勝つ

  • 2017.09.16 Saturday
  • 15:26
歯周病は簡単に言ってしまえば、

細菌の毒素と、歯を揺さぶる力(咬むこと、歯ぎしりすること)VS 歯肉と骨の抵抗力

だと思います。
歯医者では、細菌の毒素を減らすお手伝い(クリーニング)や、歯を補強したり、まっすぐに並べることなどで、揺さぶる力に対抗するようにアシストをさせていただきます。

もちろん、毎日のケアや、食いしばらないように気を付けるなど、ご本人の自己管理もとても重要です。

そして、歯肉と骨の抵抗力の増強はご本人にしかできないことです。


歯肉と骨って何からできてるでしょうか?


歯肉の約半分はコラーゲンです。儀織灰蕁璽殴鵑80%ほどを占めます。
骨の体積の43%は有機成分で、そのうちの約90%はやはり儀織灰蕁璽殴鵑任后

この儀織灰蕁璽殴鵑鮑遒辰討い襯▲潺了世裡格の1はグリシン、プロリンが25%、グルタミン酸10%・・・と続きます。

コラーゲンができるまでには、様々な過程があります。
1、まず、コラーゲン合成細胞の中で、決められた順にアミノ酸が並べられていきます。当然、材料となるアミノ酸が必要です。 
  この時、一つでも足りないアミノ酸があれば、コラーゲン作りはそこでストップしてしまいます。
2、並べられたアミノ酸中の、プロリンやリシンは水酸化されます。この時に、鉄分、ビタミンCが必要です。
3、さらに、水酸化されたリシンに糖がくっつきます。ここで活躍する酵素にはマンガンが必要です。
4、アミノ酸の鎖3本がらせん構造を作り、細胞外に出されて、、、と続きます。

コラーゲンができるためには、色々な種類のアミノ酸、鉄分、ビタミンC、マンガンなどが必要なんですね。

アミノ酸について
20種類あります。体内で合成できないので、食物から摂取しないといけない9種類の「必須アミノ酸」と、体内で合成できる11種類の「非必須アミノ酸」があります。

非必須アミノ酸は、ほかのアミノ酸や脂肪、糖などを使って体内で合成されますが、合成できる量は年齢とともに減少しますし、やはり外部からの摂取が必要です。


アミノ酸(たんぱく質)不足で引き起こされるのは、

骨、歯、筋肉が弱く、もろくなる
細菌・ウイルスに感染しやすくなる
皮膚の美しさ、髪のしなやかさがなくなる
内臓が衰え、弱くなる
血管がもろくなる(高血圧、脳卒中につながるおそれ)
貧血になる
代謝が悪くなる
身体の調節がきかなくなる

などです。

そんなに歯磨きが下手でないのに、歯周病が進んでいる方の中には、年齢の割に老けてるかな?とか、筋肉量少なそうだなーと思う方もいらっしゃいます。そんな方に食生活をお聞きすると、たいてい野菜中心。

「たんぱく質、特に、赤身肉もしっかり食べてください。」と私が言うと、意外な顔をされることが多いです。
肉は悪で、ヘルシーじゃない食べ物だと思われがちでしょうか?

ヘルシーってカロリーが低くて、栄養素もスカスカなもの、じゃないですよね。


たんぱく質を自分の骨と肉にするには、取るたんぱく質の量も質も大切です。

まず、どのくらいの量をとるのが理想的かというと、成人で1日当たり体重1kgにつき0.75〜1.5g程度と言われています。
50Kgの人なら、だいたい50gくらいですね。

50gのたんぱく質を取るには何をどのくらい食べる必要があるのでしょうか?

マグロの刺身なら200g(厚めの刺身12切れくらい)
豚肉なら200g
全卵なら24個
納豆なら7と半パック
木綿豆腐なら2と半丁
パルメザンチーズなら115g

魚と肉はまだいいとして、他はあり得ない量ですよね〜

質という観点では、それぞれのアミノ酸組成は全部違うので、同じものを取り続けると、不足するアミノ酸が出てきてしまいますし、腸が消化吸収しきれなくて、その食べ物を敵だと思って、遅延型アレルギーを作ってしまうこともあります。

同じ量のたんぱく質を食べても、種類や調理の仕方で身体に吸収される量は違うようです。
また、消化吸収するための、酵素には微量元素などの助けも必要です。

たんぱく質を体に取り入れる工程だけでも、とても複雑です。

という事で、結論。

たんぱく質を豊富に含む食品を、自分の手のひらほどの量で、毎食違う種類で、美味しく摂取すること。

特に高齢者は、若い人よりも多くのたんぱく質を取ることが推奨されています。
たんぱく質の形のまま食べても、消化吸収力が落ちていると、胃腸が受け付けれない方もいらっしゃいます。
その場合は、アミノ酸の形になっているサプリメントなどの方が向いているでしょう。

ところで、ある歯周病の進んでいる患者さんに、たんぱく質やアミノ酸を意識して取っていらっしゃいますか?と聞いたところ、
「黒酢」と答えが返ってきました。

確かに黒酢はアミノ酸が豊富だって宣伝してますよねー

ところで、黒酢サプリメントでどのくらいのアミノ酸が取れるんでしょう?

歯肉や骨に欠かせないコラーゲンを作る必須アミノ酸の1つ、リシン(リジン)を例に、考えてみましょう。

WHOによる必須アミノ酸の推奨摂取量(成人向け体重1kg/1日)というのがあります。

リシンの1日推奨摂取量は体重1kg辺り30mgです。 つまり、体重が50kgなら、1500mg必要です。
黒酢のサプリメントをあれこれネットで調べてみましたが、1日分の目安量(2粒とか)で取れるのが、だいたい20mg前後。
体重1Kg分の必要量も取れないわけで。

ちなみに、全卵1個のリシン含有量は450mgほど。
卵を一かけら食べたら、黒酢サプリメントと同じほどのリシンが取れるわけですよねー
逆に、全卵1個分のリシンを黒酢サプリメントで取ろうと思ったら、22日分ほど飲まなくてはいけません。

それって効率いいことになるのかな〜?費用対効果はどうなんでしょうか? 

サプリは効率化のためのものです。誰々がこんな風に良くなったと言ってるとか、飲んでる人がきれいだとか、飲み始めたら褒められたとか、とても魅力的な宣伝なんですが、自分に必要な栄養素の量と、そのサプリで本当に取れている量をしっかり分析把握して、賢くやりたいですね。

どの栄養素がどれだけの量入っていて、1日辺りに摂取できる栄養素の量がどれだけかも、しっかり表示していないサプリなんて、私には信用できません。「100g辺りどれだけの栄養素含有」しか表示してないのは、1日量を自分で計算しなくちゃいけないじゃないですか。不親切だわーと思います。

それから、○○エキス配合!とかしか書いてなくて、微々たる量しか入ってなくても書ける表示って怪しいなーと疑いの目で見ています。

日本のサプリメントにもアメリカのようにきちんとした、厳しい基準を導入してほしいものだと思います。

ちなみに、私はオリゴスキャンを定期的にして、副院長にサプリを処方してもらっています。

私が取っているプロテインです↓ 信頼できるものだと思います。




正しい知識に基づいて、健康管理していきたいですね。

免疫力アップ

  • 2017.08.29 Tuesday
  • 10:17
今年の夏はそこまで暑くなくて、ありがたかったですが、日照時間が短いのも夏らしくなくて、残念な気がします。

厚着ををしなくていい夏、私大好きなんです。あっという間に終わってしまうのは残念なんですが。
だからこそ、あれもやりたい、これもやりたいってワクワクします。

ここ最近は、休みの日で、晴れていれば、金華山登り、レゴランド、プールと子供たちと思いっきり遊んできました。

この夏で、うちの子達は真っ黒になりました。だいぶ体力ついたなぁと感心します。4歳の娘は、体は小さいですが、金華山も8割がた自分の足で上ったし、プールも最初から最後まで楽しんでいました。

1日外でたっぷり遊んでも、次の日は気持ちよく起きれるなと感じます。

それには、日光浴が関係しているのではないかなと思っています。

 
患者さんの中には、体力が落ちてくる、つまり免疫力が落ちてくると、痛み出す歯や、腫れてしまう歯ぐきをお持ちな方もいらっしゃいます。

免疫力が落ちないようにしてくださいね、とアドバイスさせていただくのですが、具体的にどうしたらいいでしょうか?

やはり、人の身体は睡眠・栄養・運動の基本的要素で成り立ってると思います。
それに付け足して私がアドバイスしていることは、日光に当たる事です。

免疫力アップや、がん予防、抗加齢で注目されているのは、ビタミンDです。食事やサプリメントからとることもできますが、日光に当たれば、自分の皮膚で、作ることができます。日光なら無料!




少し前の記事になりますが、こんなのがあります。出典元:日本経済新聞

国立環境研究所と東京家政大の研究チームは29日、1日に必要な量のビタミンDを体内で作るのに適した日光浴の時間を推定したと発表した。12月の晴天の正午では、那覇市で8分、茨城県つくば市で22分、札幌市では76分の間、日光を浴びる必要があるとの結果になった。

 紫外線がシミやしわなどの原因になるとして日光を避ける風潮もあるが「冬の北日本では食べ物からビタミンDを取るだけでなく、日光浴が推奨される」と研究グループは説明している。

 ビタミンDが不足すると骨の生育に異常が生じ、頭蓋骨がへこむ頭蓋ろうや、くる病、骨粗しょう症などが起きる。

 ビタミンDは魚やキノコなどの食物から取れるほか、紫外線を浴びると皮膚の中にできる。最近は、乳幼児や妊婦、若い女性、寝たきりの高齢者を中心にビタミンDの不足が指摘されている。

 研究グループは、成人が健康な生活を送るのに1日に必要なビタミンDの量を5.5マイクロ(マイクロは100万分の1)グラムと想定。すべてのビタミンDを両手の甲や顔の日光浴だけで体内で作る場合の日照時間を試算した。

 紫外線が強い7月の晴天の正午では、札幌市が5分、つくば市が4分、那覇市は3分となり、各地で必要な日光浴の時間に差は少なかった



ここで、注目して頂きたいのは、「両手の甲と顔の日光浴」と書いてあるところ。おしゃれな方は、顔に何も塗らずに日光に当たるのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか?

でも、ビタミンDを作る紫外線は、ガラスや日焼け止めで遮られてしまいます。日光の当たる面積が狭ければ、その分照射時間を増やさないといけません。

ちなみに、ビタミンDには2種類あって、動物性食品(魚肉、肝臓、鶏卵など)や、日光に当たった人の皮膚で作られるビタミンD3は、植物性食品(天日干しシイタケ、きのこ、海藻類など)に含まれるビタミンD2より2倍働きが強いとも言われています。

ちなみに、私は手の甲と足の甲は日焼け止めをほとんど塗ってません。ちょっと変な焼け方になるんですが。

冬は日照時間が短く、紫外線量も少ない上に、肌の露出度が減るので、ビタミンD合成はしにくいですね。

ビタミンD不足は、糖尿病、動脈硬化、免疫力低下、自閉症、うつ、花粉症に関連していると言われています。
寒くて日照時間が少ないところで、高血圧やうつ病がが多いのはこれが理由かもしれませんね。


高血圧の話が出たので、少し脱線。
世間では、高血圧対策に、塩分摂取量をコントロールするのが当たり前のように言われていますが、減塩しても血圧が下がるのは食塩感受性の人達だけだそうで、その数は成人の10〜30%とか、30〜40%程度と言われており、少なくとも半数以上の人々は減塩しても血圧低下の効果はないとのことです。ということは、誰でも彼でも減塩するように指導するのは意味なさそうですね。

やっぱり食事は、おいしい〜と思って食べるのが大事でしょうねー

健康には「ごきげんな気持ち」が大事。周りの人を笑顔にすることを考えて、ハッピーを共有しあいたいですね。


膝に落書きしてごきげんな息子です

ニューロマスキュラー治療と腰痛

  • 2015.11.18 Wednesday
  • 14:24
腰痛はなってしまうとなかなか治りにくい辛いものですし、腰痛をお持ちの方も少なくありません。

今回は2012年にニューロマスキュラー治療を開始し、2年程かけて被せ物も含め、全ての治療をさせていただいた方をご紹介させていただきます。

治療にお越しになったときの年齢は59歳。椎間板ヘルニア、第5腰椎分離症の手術をお受けになり、腰にボルトが入っているとのことでした。歩く時は常に杖をご使用になっていらっしゃいました。

顎がカクカクする事、歯が黄色いのが気になるとご来院になりました。

腰が痛むので、診療台に座る時のため、ご自分で足元や膝を固定するようにクッションをお持ちになったり、タオルで固定したりされていましたし、1時間以上はチェアにいられないとのことでした。

ニューロマスキュラー治療のため姿勢の写真をお撮りしました。明らかに腰が右に寄っています。
pos1

ニューロマスキュラー検査をしたところ、咬み合わせは理想的なポジションからずれていたので、理想的な咬み位置で咬めるように固定式のマウスピース(プロビジョナルと呼んでいます)を装着しました。

そのプロビジョナルを入れた夜中から激しく腰が痛くなって、あまりに痛いので次の日、整形外科で痛み止めの注射をされたそうです。咬み合わせ治療をやめようかとお考えになり、相談のお電話もいただきました。それでも、痛みのピークは2,3日で過ぎて、日を追うごとに軽くなりましたし、顎の症状は良くなっていたので、ご友人に励まされて、治療をお続けになりました。
プロビジョナルをつけてから1週間後にお越しいただいた時の姿勢の写真です。(使っていらした杖もトリミングせずに入れてあります。)
pos2

先回に比べて、腰がかなり真っすぐになりました!
腰の激痛は好転反応だったようです。


ホワイトニングで歯の黄色いのをきれいにしてから、お口の中にあった14本の銀歯をやりかえつつ、咬み合わせを理想的なポジションに保つように治療しました。前歯のガタガタが気になっていらしたので、矯正治療をご提案しましたが、咬み合わせの装置で大変な腰痛を経験されたので、矯正装置を入れることが不安だとおっしゃられました。それで、歯の神経を取らなくてはいけなくなるけれど、被せもので前歯をきれいに並べることを選択されました。
治療前後の写真です。上の前歯で被せたのは左1番と2番(真ん中とその隣)だけです。
B
A


治療が終了してから、ご家庭の事情で1年半近くご来院になれませんでしたが、久しぶりに定期検診にご来院いただきました。驚いたのは、歩き方が全然別人!杖もなしですたすたと歩いていらっしゃる!

「治療をしてから体が良くなって、杖なしでも歩けるの。ここの治療のおかげよ」とピカピカな笑顔でおっしゃって下さいました。

私も本当に嬉しかったです!ニューロマスキュラー治療の素晴らしさ、人間の体の不思議さを改めて実感しました。
1人でも多くの方の「苦痛からの解放」をお助けできるならば、医療人としてこれほど幸せなことはありません。

ニューロマスキュラー治療って何?その4

  • 2015.06.02 Tuesday
  • 17:13
今日はこのシリーズの咬み合わせ決定の方法を書きたいと思います。

筋肉をマイオモニター(低周波治療器)で十分にリラックスさせると、筋肉自体が今までと違う動きをし始めます。

筋電図で筋肉のリラックス具合を確認したら、マイオモニターで顎がどこで動いているのか、K7というコンピュータで見定めます。

マイオモニターで顎が動いている位置は、不随意運動と言って、意思とは関係なく、動こうと思っていないけれど、勝手に動く位置です。筋肉がリラックスできていたら、その位置は、筋肉が動きたい場所で動くようになります。この動きは横から見ると、基本的に上下に、今咬んでいる位置でカチカチ咬んだ時の動きと平行に表れてきます。

この勝手に動いているところを延長させた線をマイオトラジェクトリと言っています。

理想的な咬み位置はこのマイオトラジェクトリ上にあります。K7のモニタではこんな感じです。
BT

あとは高さをどこにするかを決めます。最終的には審美的に見える歯の長さというのを参考に決めたりもしますが、人によっては上の前歯が内側に傾きすぎていて、高さを高くしないと、マイオトラジェクトリ上にもってこれないこともありますし、作る装置の使用に耐えうる厚みというのもあるので、それぞれを考慮して、術者が判断し、患者さんとも相談しながら決定します。

マイオトラジェクトリ上になるように患者さんを誘導しながら口を閉じてきていただき、咬みあわせを採る材料を咬んでもらいます。
顎の位置は3次元的に動くということは前回書いた通りで、患者さんによっては、右より左が大きく開いていたり、前より後ろの方が大きく開いていたり、ピッチ、ヨウ、ロールの動きがあるのがわかります。

この咬み位置で特殊なマウスピースを作製します。他のオーソドックスな顎関節治療では、基本的に寝る時にのみマウスピースを使用しますが、ニューロマスキュラー治療で作製するマウスピースは食事も含め、常に使用して頂きます。

始めは違和感が強いですが、慣れると、以前の咬み合わせで咬むことの方が違和感を感じるようになってきます。

作製した装置で顎の状態がいいのか、患者さんご本人の症状、K7のデータを確認しながら治療を進めていきます。

新しい咬み位置が決まると、そこで咬むことができるように、さらに被せものをしたり、矯正をしたりされる方もいらっしゃいます。

ある患者さんのことを書きたいと思います。
60代の女性で、大学病院で教授に長年治療してもらっていました。いろいろ検査をして、咬み合わせ治療をし、たくさん被せものをしてもらったけれど、かえって顎が痛くなってしまって、眠るのもつらいという方でした。咬み合わせがおかしいと訴えても、取り合ってもらえず、精神科にかかるように言われました。分かってもらえないことへの大きな不安と歯医者への不信感を持って、別の歯医者さんへかからられました。そこの歯医者さんから当院への紹介状を持ってお越しになりました。
カウンセリングでニューロマスキュラー治療を選択されましたので、ニュロマスキュラーの検査をさせていただき、その結果に基づいて特殊なマウスピース(オーソシスとよんでいます)を作製しました。ちょうど昨日装置を使っていただいた1週間後のご来院でした。装置の違和感はあるとのことですが、「痛みがなくなって、本当にうれしい。ありがとうございます。」と深々と頭を下げて感謝してくださいました。

私がすごいわけではなく、患者さん自身の筋肉が咬み位置を教えてくれるのですが、このニューロマスキュラー治療の素晴らしさをまた改めて実感しましたし、そのお手伝いができるのは私にとっても本当に喜びで、この仕事をしていてよかったと思う時です。

ニューロマスキュラー治療って何?その3

  • 2015.05.25 Monday
  • 12:45
今日もかみ合わせ治療のニューロマスキュラーについての続きを書きます。

前回一番いい咬み合わせというのが、骨と筋肉にとって楽な位置だという事を書きましたが、その場所をニューロマスキュラーポジションと呼んでいます。一般的な咬み合わせ治療と大きく異なるのはこの点です。

色々な咬み合わせの治療方法がありますが、大半のやり方はマウスピースを作成します。そのマウスピースの咬み位置がどう決められているかで、治療の成果が変わってくるのです。

オーソドックスなマウスピースの作り方はこんな感じです。
ヾ擬圓気鵑両絏爾了型を取って、石膏模型にし、今咬んでいる位置で咬合器につけます。

咬合器というのはこの写真のようなもので、上下の石膏模型をくっつけておくのに使います。カスタネットのように上下に動くだけのシンプルなのから、個人個人の動きに合わせて動かせるようなかなり複雑なのまで色々あります。
咬合器

咬合器の前の方に棒が付いていますが、ねじを調整してこの棒を1mmだとか2mmだとか長くします
K世鮨ばすと上下の模型の間にスペースができます。そこにマウスピースを作ります。
そ侏莨紊ったマウスピースを患者さんの口に入れて、カチカチ咬んでもらい、全部の歯が均等に当たるように、あるいは当てたい歯だけ当たるように調整します。(調整にかなり時間がかかることがほとんどです)
ゼ_鵑陵莟〇に均等に当たっているのか確認して、当たっていなければまた調整をする、の繰り返しです。

私も大学の口腔外科に残っていた時はこの方法で顎関節治療をやっていました。

私が強調したい点は、このマウスピースの基本は今咬んでいる位置で作っているという事です。
でも、今咬んでいる位置が悪いから、痛みが出ているのに、高くしただけで、治りますか?
ラッキーな人は治ります。私の経験では10人中1〜2人くらいです。他の人はあまり変わらないか、ひどくはならない、という程度です。

これは歯科医師でも知らない人が多いのですが、下顎の動き方というのは、6つの方向があります。
6 movement

\橘未ら見た時の左右の動き
∩宛
上下
ぅ團奪繊焚から見た時に飛行機の尖端が上下する)
ゥ茱Α平疹紊ら見た時に尖端が左右に動く)
Ε蹇璽襦弊橘未ら見て片側の翼が上下する)

いらは飛行機に詳しい方はご存知でしょうが、航空用語です。どれもトルク(ねじれモーメント)がかかっていることを表しています。わかっていただけるように書いたつもりですが、図を見ていただいたら、さらに理解していただけると思います。

どんなに複雑な咬合器を使っても、この6種類の個人の動きを咬合器で再現するのは不可能ですし、それを術者が決めるというのも無理があると思います。

先程紹介したオーソドックスな治療の仕方は、「ねじれて顎が動く」という事を無視した治療方法ですので、なかなかすっきりしないのです。

被せものをして、何か咬み合わせに違和感があると歯医者に訴えても、ちゃんと全部の歯が当たっているので、そんなはずはないと言われてしまうか、他の病院へ行くように言われてしまうこともあります。その歯医者は全部の歯が当たるように筋肉がねじれて、無理をして動いてしまうということを知らないのです。仮に分かっていても、どうやってそのねじれを取ればいいのかわかりません。

それで、ニューロマスキュラー治療では複雑な咬合器に頼りません。なぜなら、咬合器ではなく、患者さんのリラックスした筋肉が、どこで咬むのが最適なのか教えてくれるからです。

リラックスした筋肉にするのに欠かせないのが、こちらの装置。マイオモニターという装置です。
正式名称は低周波経皮的電気神経刺激装置。
myo-monitor

この続きは次回にします。

ニューロマスキュラー治療って何?その2

  • 2015.05.20 Wednesday
  • 17:42
前回からの続きです。今日はまず使用している装置の写真を載せます。
顎の動きや筋電図の計測ができるK7という装置です。
K7

ニューロマスキュラー治療のコンセプトに欠かせないのが、「生理的安静位」

「生理的」とは「体の組織・機能に最適な」という意味です。平たく言うと、「骨(構造・形を作っている)と筋肉(骨を動かして機能させている)にとって一番良いところ」という事です。

「安静位」とは字の通り安静にしていて、咬んでいない時の位置です。リラックスポジションと言ってもいいでしょう。

ニューロマスキュラー治療を分かりやすく言うと「骨と筋肉にとって一番リラックスできる咬み位置は、どこなのかを見つけること」です。その咬み位置は「生理的安静位」からわかるのです。
さらに「審美的」というのも加えて治療しています。

carmen

綺麗になりましたよね。ニューロマスキュラー治療と並行して矯正治療と被せ物の治療をしています。


さて、顎関節症の分かりやすい症状は顎の痛みです。
痛みが出る頻度が一番高いのは筋肉です。
頬骨の下、側頭部の痛み(ここは頭痛とも言いますが)は咬み合わせに使っている筋肉がついているところです。
この部分を触りながら、ぎゅっぎゅと咬み締めてみてください。筋肉が動いているのがわかるはずです。
他にもエラ(下顎角)の後ろの部分、耳の後ろから首にかけて走っている筋肉などにも痛み(こり)が出やすい場所です。

その次くらいの頻度で起こるのが関節部の痛みです。
顎の関節は耳の前にあります。耳の前に手を当てて口を開いたり閉じたりすると、関節が動くのがわかります。
顎の骨が動くときに引っかかって開きにくくなり、痛みが出るパターンがほとんどです。
痛みがなくても、音がしたり、レントゲンで撮影してみると、骨がかなりすり減っていたりすることもあります。

痛みの原因は「痛いところが無理しているから」
顎の筋肉や骨は歯の咬み合わせによって動くポジションが決められてしまいます。
例えば、奥歯に高さの低い被せものが入った、あるいは奥歯が歯ぎしりなどですり減ったとします。
下顎は今までの位置よりもっと深く咬み込むか、顎を後ろに下げないと、歯が当たらなくなります。
歯が当たる位置に顎を動かすのは筋肉です。それが筋肉にとっては辛い位置でも、ご飯が食べられないのは困るので、無理するのです。この無理が許容範囲を越えると、痛みになります。

同様に、顎の関節にとっては、顎の位置が深く咬みこむ位置だったり、後ろに下がるのは窮屈な位置でも、筋肉がそこに関節を押し込むなら、従わざるを得ません。これも許容範囲を超えると痛みや音となって症状が出たり、口が開かなくなることもあります。

この考えを主従関係で表すと、

主:歯 → 筋肉 → 顎関節:従

となります。

顎関節症で口が開かなくなったからと、関節の手術をしたり、洗浄をしたりすることがありますが、この考え方からいうと、ナンセンスです。顎関節そのものが病気として変形したのではなく、筋肉や歯に従って動いた結果、変形が起きているので、原因をそのままにして、末端をいくら治療しても良くはならないのです。
逆に瘢痕化(傷跡が硬くなってしまうこと)を起こして、さらに開かなくなってしまうというのはよくあることです。


その3へ続く

ニューロマスキュラー治療って何?

  • 2015.05.12 Tuesday
  • 12:29
当院での咬み合わせの治療というのはニューロマスキュラー治療です。
発祥は45年ほど前。アメリカのDr.ジャンケルソンの提唱した理論がもとになっています。それから世界中に広まりました。特にアメリカではニュロマスキュラー歯科医というのが広く知られていて、ニューロマスキュラーの考えに基づいたマウスピースを使用して競技をしているオリンピック選手もいます。

以前にも書いたことがありますが、咬み合わせの治療は色々なやり方があります。
ただ、客観的に見ることのできる計測装置が充実しているという点では他にない治療方法です。

NM?
NM only

今日はその計測の仕方について少し書こうと思います。計測には「K7」という装置を使用しています。
まず、筋電図というのを使っています。筋肉は動かす時に電気が出ます。それを利用するやり方で、筋肉のバランスや緊張具合を確認しています。楽にしているとき、咬み締めているときなどの数値を記録します。

EMG
計測している筋肉はこの図のものです。

また顎の動きを確認しています。
scan2
この図は「早く口を開いて、閉じて」をやっていただいた時の下顎の動きを追って見ているものです。
横から、正面から見ている時の動き方、スピードがわかります。ここから、口の開けれる大きさ、スムースさ、引っかかり(音)などの情報があり、筋肉が動きたいところで動いているかどうかの予測がつきます。
他にも左右に、前後に動かしたときの真っすぐさや、動かせれる量なども計測して、本来どこに顎があるのが望ましいのか、参考にします。

客観的に計測できるという事の良さは、治療の前後での違いが誰でも理解できるという事です。


この患者さんは治療前、口が開きづらい状態でした。
scan13 before

横から見た図で30.9という数字が書いてありますが、30以下になると、生活に支障が出るくらい開いていないことになります。この患者様は女性なので、理想的には45以上は欲しいところです。

治療後です。
scan13 after

開けれる量は53.3になっています。理想的です。線の真っすぐさが違うのもお分かりいただけると思います。

どのように咬み合わせを決めているのかまた書いていきたいと思います。

食物線維

  • 2014.08.06 Wednesday
  • 18:01
前回は腸内細菌について書きました。腸内細菌の大好物は食物線維ですので今日はその話を書きたいと思います。

50年前の日本人の食物繊維の摂取量が20g以上だったのに、現在は14gと減っており、厚労省も食物繊維を積極的に取るようにと勧告しています。

食物線維と言われて、ごぼうだとか、いもだとかを食べなくちゃと思うかもしれませんが、実は、野菜の食物線維摂取量と糖尿病予防とは関連性が見られず、穀物由来の食物線維の摂取量が多い方が糖尿病のリスクを下げるんだそうです。

あれ?穀物って言ったら炭水化物。糖尿病には血糖値を上げる糖質の摂取量を減らさないといけないから、炭水化物は抜かないといけないんじゃ?

と、この話を最初に聞いた時に少し混乱しました。私も炭水化物をできるだけ控えていたので意外でした。

大事なのは穀物繊維の種類なんだそうです。

線維には水溶性と不溶性の2種類があります。注目したいのは水溶性

不溶性は便のかさを増し、腸の動きが良くなるので、腸のお掃除をしてくれます。

水溶性は溶けるとネバネバになり、食べたものと混ざり合って、糖の消化吸収をゆっくりにして、食後の血糖値上昇を穏やかにしてくれます。脂質の吸収も抑えますし、大事な腸内細菌ちゃんのえさになってくれます。すると、腸の免疫力アップ、ミネラルの吸収も良くなりますし、悪玉菌が増えにくい弱酸性の環境になります。

では水溶性食物繊維が豊富に含まれているのは??

食物線維

ということで、大麦圧勝!

しかも、驚いたのが、大麦を食べると、次の食後の血糖値まで上げにくくするし、内臓脂肪が減るんです。他にも心疾患のリスクが減ること、コレステロール値が低下することが効果として世界的にも認められています。

大麦

大麦でもお勧めは、もち麦。この話を学会で聞いた直後から食べていますが、(白米に混ぜて炊けばいいのがスーパーに売っています)ぷちぷちしていて、おいしい!噛めば噛むほど味が出てきます。ここ最近白米だけというご飯をあまり食べていなくて、先日外食で久しぶりに白米を食べたら、白米ってこんなに歯ごたえのない、味のないものだったっけ?と思ってしまったほどです。

米粒麦というのもお勧めです。これは白米と見た目も変わらないですし、雑穀が好きでないという家族にも受け入れてもらいやすい、というか気付かないはずです。

おいしくて、簡単で、身体にもいい大麦。これはもう食べるしかないですよねハート

腸内細菌

  • 2014.08.02 Saturday
  • 17:30
先回は腸内環境が健口に関係があることを書きました。今日は腸についてもう少し詳しく書きたいと思います。

腸は全身の血液の30%を必要としている最大の器官です。ちなみに腎臓が20%、脳が15% です。血管が老化しやすいので、最初に老化する臓器と言われています。

腸内細菌は1000兆いて、1000種類以上あると言われています。腸内細菌バランスは指紋のように個々様々で、どんな種類がどれほどいるかによって個性が出ます。
腸内細菌の総重量は1〜1.5kg。人の体の細胞が60兆個なのを考えると、なんだか細菌に身体を乗っ取られているような感覚になりますね。

でもそう言ってしまってもあながち間違っていないかもしれません。

腸内細菌と精神の関係を示す論文が複数出ています。つまり、脳にも影響を与えているということです。イライラしやすい性格とか腸内細菌のせいかもしれませんね!

さらに、太りやすい体質があるのも腸内細菌のせいかもしれません。

サイエンスに掲載された論文によると、
太っている・普通のペアの双子の便(大便1gあたり菌は1兆個)を、無菌化されたマウスの腸に移したら、同じものを食べていても(低脂肪、高線維食)、太っている人の便を移植されたマウスは太り、普通の人から便移植されたマウスは太らなかったそうです。これは細菌バランスが代謝に影響を与えるからなんだそうです。

twins

ここからは衝撃を受けた話ですが、

抗生剤投与の治療をしてもなかなか良くならなかった、細菌感染による偽膜性腸炎を繰り返すご婦人がいらっしゃいました。健康なご主人の便を牛乳で溶いて、鼻から胃まで管を通して流し、便移植をしました。すると劇的に良くなった、とのこと。腸内細菌のバランスの悪さが腸炎の原因だったので、ご主人の細菌叢をもらったら治ってしまったんですね。

便移植

カラーじゃないのが残念ですが、右上の写真はコーヒー牛乳の色をしていました汗

マーゲンチューブを使って医療っぽく見えますが、味わわなくて済むようにしたくらいで(ゲップしたら味わかるじゃんとおっしゃっている方がいました苦笑)結局は人様のう○こうんこを食べているわけで、想像すると、ぎゃ〜!と言いたくなりますよね。これを思いつき、実行した先生と受け入れた患者さんも勇気あるなぁ〜

いくつもの腸内細菌が関連し合って、免疫細胞を誘導することも考えると腸内細菌の多様性があることが大事なんだそうです。善玉菌や悪玉菌などと言いますが、善玉菌が減って、悪玉菌の数が増えすぎるのは良くなくても、悪玉菌にも悪玉菌の役割があるということです。

除菌ばかりして、清潔すぎる環境にいるとかえって良くないと言いますが、こういうところにも理由があるのかもしれませんね。

じゃあどうしたらいいのかというと、

腸内細菌がのびのび育つ環境を作ってあげるのがいいようです。そのためには高脂肪食、低線維食、高炭水化物食、低栄養食、単一食というのを避けなくてはいけません。脂肪が好きな菌、炭水化物が好きな菌と色々いるので、食事が偏ると、ある菌が増えすぎ、他の菌は減りすぎたりするからです。炎症、抗生物質、長期入院、高齢も細菌叢の構成異常が起こる原因になります。

生菌をとる場合、乳酸菌、ビフィズス菌など単一菌をとっても変化は少なく、複数の菌を飲み続けないと居座ってくれないようです。

何事もバランスが大事なんですねぇ〜

そのうち「食べても太らない○○さんの腸内細菌」とか「美魔女☆☆さんの腸内細菌」とか売り出されたりするのかしら?

健口

  • 2014.07.28 Monday
  • 12:21
お口の健康という意味で健口と書いています。年齢を感じさせない若さを保っている人を美魔女と呼んだりしますが、アンチエイジングを心がけている人が増えていると思います。美しさはそれほど考えていなくても、要介護になって家族に迷惑かけたくないと誰しも思うのではないでしょうか?

お顔の美しさにしても、ボケずに寝たきりにならないようにするためにも、ちゃんと咬んで食べられるということは本当に大事なことです。

沢山の方のお口の中を見ていて思うのは、実年齢とお口の年齢とは必ずしも相関しているわけではないということ。80代でも30代と言われたら、そうかなと思うようなほぼ全ての歯がきれいに残っているお口の中と、20代なのに残せない歯がたくさんで、70代のようなお口の中。人それぞれです。

これには生活習慣がかなり大きく関係していると思います。

生活習慣の中にはもちろん歯磨き習慣というのもありますし、たばこだったり、虫歯菌や歯周病菌の好物の砂糖や、歯を溶かしやすい酸性製品をどれほど頻繁に食べるかという嗜好品も関係しています。(砂糖も大量に入っていて、酸性でもある炭酸飲料をしょっちゅう飲む方で虫歯ゼロはかなり珍しいと思います)その方の歯並び、唾液の出具合も大きなポイントです。

生活習慣に含まれる「悪い癖」というのも口の環境を悪くします。

まず、口で呼吸する癖。本来ならば湿っている場所が乾燥するので、とても汚れやすくなりますし、口臭の原因にもなります。歯茎も腫れます。さらに頬の筋肉が異常に収縮することで本来ならU字になっているべき歯列がV字になります。見た目は出っ歯です。

次にくいしばり。歯をいつもかみ合わせているのが正常だと思っていらっしゃる方が大変多いですが、違います。歯に異常な力がかかりやすいので、歯がすり減ったり、割れたり、グラグラになったり、知覚過敏になったりします。顎関節症になって、顎が痛んだり、開けにくくなる原因でもあります。

そして、舌の位置。舌のしまりがなくて、歯を押していたり、上下の歯の間においていたりすると、その力で歯が外側に動いてしまいます。逆に唇や頬を吸い込むようにいつも力が入っていると、歯が内側に傾き、ガタガタになります。歯並びの悪さは歯周病や虫歯、顎関節症に繋がります。

加えて、最近分かってきた、栄養状態と腸内環境。

不足している栄養素があったり、栄養素をとっても消化吸収できない腸内環境にしてしまっている(腸内細菌へのエサ不足だったり、腸内細菌が死んでしまいやすい農薬や添加物の多い食事だったり)というのは腸の健康を壊し、腸と繋がっているお口の健口も崩します。腸が全身の免疫の70%を荷っているという意味でも関係があります。

最後に今日は私の歯のお手入れの仕方を紹介しちゃいます。

まず歯ブラシはこれを使用しています。

sonicare

電動ブラシのメリットは時間が短縮できることです。普通のブラシだと全ての歯をちゃんと磨くのに最低5分はかかります。電動ブラシのメーカーは2分でいいと言っています。ちなみに私は電動ブラシでも5分くらいかけています。普通のブラシにすると10分くらいかけてます。片手でできる家事(洗濯物たたみとか)をしながら、本やTV、PCなどを見つつや、足つぼ板を踏みながらとか、下半身のストレッチや筋トレをしつつ、などの「ながら磨き」をすることが多いです。最後に舌で歯を触ってツルツルなのを確かめて全ての歯の歯垢が取れているか確認します。

歯ブラシだけでは絶対磨けないのが、歯と歯の間。私はこれを使っています。

hydrofross

目に見えるような食べカスが出てきたりします。歯肉マッサージ効果もあるのでとっても気持ちがいいです。何よりも簡単にできるので、ぶきっちょさんでも、ずぼらさんでも続けられると思います。当院では矯正の患者さまには全員これをお渡ししています。

歯のお手入れの仕方はその方のライフスタイルに合わせて、長く続けられるものにするべきだと思います。

また、私も定期的に衛生士さんにクリーニングしてもらっています。自分の歯ブラシだけでは取りきれないバイオフィルムを取ってもらえるからです。

日頃のブラッシングや歯科医院に通うという歯のお手入れをする習慣が子供の時からできていれば、かなりの確率で健口状態を保たせやすいと思います。加えてお子さんの歯並びを良くしてあげようと思ったら、呼吸、舌の位置、指しゃぶりや唇の吸いこみをまず気にかけてあげてほしいですね。

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