あけましておめでとうございます

  • 2019.01.05 Saturday
  • 11:36
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

去年の望年会(うちでは忘年会ではないのです)では、みんながコスプレして、出し物して、コメットのスタッフの出し惜しみしない素晴らしい態度に大いに笑わせてもらって、楽しみました。こんな”できる”スタッフに恵まれていて、本当にありがたく思っています。

去年は、私自身、色々なステップアップのできた年で、とっても充実していた年した。

私のステップアップのために協力してくれている家族、スタッフに心から感謝です。
続いているご縁、新しいご縁にも恵まれました。

何事も当たり前のことはないと認識して、感謝しつつ
「すべては患者様のために」をモチベーションに今年もさらにパワーアップしていきたいと思います。



仕事を頑張るためにも、家族と一緒に過ごすリフレッシュの時間をとても大切に思っています。

このお正月は長野でスキー旅行を楽しみました。
今シーズンは雪が少なくて、去年の年末に企画されていた、息子のスキーキャンプも中止になるほど異常事態で心配していましたが、ラッキーなことに、私たちが旅行に行く前にたくさん雪が降ってくれて、ふわふわのパウダースノーを楽しむことができました。




すでに存じ上げている方にも、初めての方にも、今年お会いできるのを楽しみにしています!

姿勢と咬み合わせ

  • 2018.12.10 Monday
  • 12:37
顎の位置が姿勢に影響するというのは、あまり広く知られていないと思いますが、確かに起こることです。

下顎の位置が変わると、姿勢にどのような影響が出るのか実験した論文があります。

実験的下顎偏位が静的直立姿勢に及ぼす影響(Influence of Experimentally Deviated Mandibular Position on Static Standing Posture)(英語)(原著論文)
Author:Yamazaki Go(Department of Sports Dentistry, Tokyo Dental College), Takeda Tomotaka, Nakajima Kazunori, Konno Michiyo, Ozawa Takamitsu, Ishigami Keiichi
Source: International Journal of Sports Dentistry (1883-2865)7巻1号 Page085-093(2014.11)

この実験では、下顎を左にずらすような装置を作っておき、下顎を普通にしている時と比べて、姿勢がどのように変わるのか調べました。
この論文では、10人の男性に平均で、3.8mm顎を左にずらす装置を作って、姿勢を計測したところ、顎を普通にしている時と比較して、平均で頭が3.6mm 、体幹が2.0mm、骨盤が1.6mm、右脚は0.6mm、それぞれ左にずれていました。

下顎は頭蓋にぶら下がっていて、バランサーの役割をしていると言われていますが、そのバランサーが位置を変えると、重たい頭をてっぺんに載せている人間は、バランスを崩して、倒れていかないように自然と体を傾けることになるのですね。

このような姿勢のゆがみが長いこと続くと、頭を支えている首、肩の筋肉が片方だけこったり、片方の腰や膝が痛くなったりしても、おかしくないですよね。あるいは、姿勢や、顔の左右差などの見た目が大きくゆがむ結果になるかもしれませんね。

今日ご紹介するのは、60代の女性の方です。
長いこと横向き寝をされていたのも影響して、上の歯が内側に倒れ込んできて、かなり、上顎が狭くなってしまっていらっしゃいました。その結果、下顎が後退位を取らざるを得なくなっておられ、よく当たる奥歯の歯周病が重度に進行して、歯がぐらぐらしてしっかり咬めないような状況になってしまっていらっしゃいました。

顎の痛みは全然感じていらっしゃいませんでしたし、首や肩、腰のコリなどもそれほど感じてはいらっしゃいませんでしたが、歯周病が進行してしまっていることに、咬み合わせのずれが影響している可能性が高いことをお話し、最適な顎の位置を調べて、その位置で被せ物をして、ぐらぐらしている歯を前後でつなげるご提案をさせていただきました。

治療に同意していただいて、通常のニューロマスキュラーのやり方にのっとって、最適な顎の位置を調べて、仮歯の材料で前後の歯をつなげさせていただきました。

治療前にお撮りさせていただいた姿勢の写真です。
posture1

仮歯の状態で、最適な顎位になっているか、再検査をした時の姿勢の写真です。
posture2

側方から見た時の猫背、すっごく変わりましたね!!
この写真を見て、「え?どうしてこんなに変わったの?!」とご本人が一番驚いていらっしゃいました。
「咬み合わせでこんなに変わるなんて!」とにわかには信じられないご様子でした。

私もこの咬み合わせ治療をさせていただくようになって10年以上経ちますが、患者さんのびっくりするような変化を見ては、ご本人やスタッフと一緒に驚きと喜びを分かち合うような日々です。

コナー・ディーガンを探して

  • 2018.11.14 Wednesday
  • 17:33
先日出席してきたラスベガスのOC(ニューロマスキュラーコンセプトの咬合治療をしているメンバー)とグループメールで繋がっているのですが、その中で、この動画を教えてくださった先生がいらっしゃいました。私は、感動して、涙が出ました。今日はその内容を紹介したいと思います。

元はこちらのYouTubeです。

私が訳してますので、違う解釈の仕方や、もっとこなれた言い回しがあるやもしれませんが、そこは愛嬌でお願いします。

コナー・ディーガンを探して
 バレリー・ディーガン
私たちのストーリーを話すに当たって、一番最初から話さずにはいられません。
息子は“扱いやすい”子供だったことは一度もありませんでした。

生まれた時からいつも、要求が多く、感情の起伏が激しく、楽しもうとすることが全くない子でした。

この行動は徐々にひどくなっていき、見通しのつかないまま、許容するしかありませんでした。

2011年は忍耐の限界を超えていました。

息子はいつでも、悪い意味での注目の的でした。

学校でも家でも、激しいかんしゃくを起こしていました。

息子は私と世の中を嫌い、「死ねたらいいのに」とよく言っていました。

息子は宿題をする時は、いつも泣きわめいていましたし、しょっちゅう誰かをいじめていました。

息子の行動には、周期性も、理由も見当たらないように見えました。

何のきっかけもないのです。

ある時、私は息子に何かを投げつけるように言うと、息子はためらうことなくやりました。

でも、10歳のある時、同じことを言うと、かんしゃくを爆発させて、自分自身を床に投げつけました。

一度かんしゃくを爆発させると、落ち着くまでに、2,3時間かかりました。

4年生の時の通知表はD(平均以下)かF(不可)ばかりが続き、先生からのコメントも否定的なものばかりでした。

一人の教師はここまで言っていました。「息子さんの‘潜在能力’はあるのかもしれないですが、普通じゃありません。努力し甲斐がありません(本来あるはずですが)」

そうです、息子は他の子供たちとは違っていました。
息子は家でも学校でも、あまりにも指示に従えないので、全ての人に負担になり過ぎていました。

学校は、個人教育プログラムに切り替えるようにと圧力をかけてきました。そうでないと4年生から追い出すというのです。

私はやけくそになって、個人教育プログラムの同意のサインをしました。そして、あちこちに息子の問題は何なのかはっきりさせてもらうように連絡を取りました。

初めに、かかりつけの小児科医に連絡しました。アレルギーと睡眠の検査、そして医学的な問題があるのか分かるような検査をするようにお願いしました。

加えて、1週間に2回、親と子供の相互セラピーにも参加しました。一番後悔しているのは、精神鑑定を受けさせたことです。

精神鑑定は、彼にレッテルを張っただけでした。

ルーリー小児科病院で受けた睡眠検査の結果は
・いびきによる覚醒
・部分的な覚醒
・歯ぎしり
・上気道閉塞の増加
・閉塞性睡眠障害を引き起こす呼吸

アレルギー検査では、ペットと何種類かの木にアレルギーがあるという事がわかりました。

精神鑑定の結果が出るのには4〜6週間かかりました。

精神鑑定の結果は(アレルギーや睡眠検査の結果を検討に入れることなく)
知的障害のない反抗挑戦性障害(ODD)ということでした。

シカゴのルーリー小児科病院呼吸器科での相談の結果、医師は治療すべき方向を指し示してくれました。

その医師はさらに、鼻詰まりを治すため必要なアレルギーの薬も処方してくれました。

また地元の歯医者に行って、治療の必要があるのか見てもらうように勧めてくれました。

歯医者がどうやって息子の異常行動を治してくれるのでしょうか?

診断されていなかったドミノ効果をもたらす気道の問題を理解することがカギです。

鼻から呼吸できないなら、口で呼吸するしかありません。

口呼吸が四六時中、何年も続いていると、口腔と気道、そして子供自身の発育を阻害します。

口蓋は高いアーチになってしまい、顎の中に舌を適応させることができなくなり、扁桃腺とアデノイドが肥大します。

これ全てが気道の閉塞につながるのです。

様々な科の医師と共に、息子の気道と睡眠の質の改善のために治療しました。

・扁桃腺とアデノイドの除去
・舌小帯の改善
・歯列の拡大
・抗アレルギー薬の内服

そして、1年後

1

私は誇りを持って、息子を紹介することができます。

私達は、コナー・ディーガンを見つけ出すことができました。

息子がそこにいるという事はずっとわかってはいたのですが、息子の極限の疲労に隠れて、息子を見ることができませんでした。

どこかで読んだことですが、もし子供でいっぱいの部屋があるとしたら―――
1/2の子供はADHD注意欠如多動性障害/ADD注意欠如障害と診断され、他の2/1は睡眠欠乏症とのことでした。

訓練された精神科医が正しい診断を下す可能性は低いでしょう。

なぜなら、これらの子供たちの徴候や症状がほとんど同じようなものだからです。

もしも、診断されていない睡眠欠乏がADHD/ADDと診断される子供が増えている本当の原因だったら?

眠そうな子供は全て、睡眠のスクリーニングをするべきです


2

私の息子の将来は明るいです。 DやFだった息子の成績は3つのA(優秀)と1つのB(平均以上)になりました。

息子は完璧ではありませんし、たまにはバカな選択をします。

息子は今も以前の“問題児”からの変革中です。

私は息子の成功を胸を張って報告できます。

息子が学校の従来の考え方を変えるきっかけになるなんて、誰が想像したでしょう?

これらの経験を通して、教員は子供の扱いに苦労している親に対して、こんな質問をすることを学んだかもしれません。
「お子さんの睡眠検査をすることを考えたことはありますか?」
「お子さんはアレルギーの検査をしたことはありますか?」
あるいは
「歯科医師にお子さんの口の成長具合を確認してもらったことはありますか?」

こうなれば、私の個人的な意見では、この国の健康状態はかなり良くなると思います。

コナーの唯一「悪かった」ところは、睡眠中に満足に呼吸ができていないことだけでした。

息子の健康のために一緒になって働いてくれた医師と歯科医師に、永遠に感謝します。

医師たちは前進的な考え方を持ち、同僚の考える限界を超えて、勇気を持って行動し、治療の新しい規範を示し、製薬会社の大々的な経営に疑問を持ち・・・

私に息子を返してくれました。

医師たちは、私たちの家に平安と、心の喜びを運んできてくれました。
私が息子にあげれなかったもの ――― しっかり眠る能力を与えてくれました。

ありがとう、ありがとう、
ありがとう、ありがとう、
ありがとう、ありがとう、

100万回以上のありがとう


3

OC 10th Anniversary Summit

  • 2018.10.30 Tuesday
  • 09:50
Occulusion Connections(OC)というアメリカのラスベガスで開業されているチャン先生のもとで、ニューロマスキュラー治療(咬み合わせ治療)に関して、系統的にプログラムされているアドバンスコースを受けて、さらに掘り下げながら勉強しているグループがあります。

Occulusionとは、咬み合わせという意味で、Connectionには関係、結びつき、という意味がありますから、日本語にすると咬合関係となるんでしょうが、咬合と全身の関係、歯科医療チームとしての結びつきといういくつかの意味も含んでいるようです。

チャン先生がこのOCを立ち上げてからちょうど10年がたったので、それを記念する集まりがラスベガスでありました。
ぜひおいでよと声をかけていただいたので、思い切って行かせていただきました。

「思い切って」というのは、子供を産んでから、海外への単身出張は今回が初めてだったからです。3年生の息子と、年中の娘は、だいぶ自分で自分のことができるようになったのもあって、家族とスタッフの協力の元、行かせてもらいました。

この集まりに参加されている先生たちは、本当に家族のように温かくて、お互いへの気遣いや、盛り上げようとする雰囲気、学ぼうとする情熱が素晴らしくて、とっても素敵な雰囲気の中で、楽しく学んでくることができました。

こういうような集まりって、発表する側のとってもうまく行った症例だけを選んだ、症例の「展示会」になりやすいものですが、歯科医療人としてだけでなく、人生のモチベーションを上げるような話からスタートし、いかに歯科医師として、他の人の人生を良い方向に変えられるのか、その素晴らしさを語り合ったり、ジョークやユーモアを交えて、大笑いしながらと、すごく楽しい集まりでした。

会場は、ゴルフ場だったので、話を聞いている横で、他のお客さんが素晴らしいお天気と景色の中、ゴルフを楽しんでいて、こちらまで伸びやかな気持ちになる風景でした。
Best Bears

今回の集まりには、アメリカの様々な州からお越しの先生はもちろんのこと、カナダ、ロシア、ドイツ、シンガポールそして、日本からも先生たちが集まっていました。講演者はメディア出演をされたり、世界を股にかけて講演されているような方々で、大変啓発的でした。このOCの先生たちにまたお会いできるのがとっても楽しみですし、私もそのような場でプレゼンするような歯科医師になれるように、もっと研鑽をつんでいきたいと強く思いました。

C
certificate

今回はゆっくり観光の時間を取ることができなかったのですが、学会の前日の午後3時くらいに空港に着いたので、少し市内をぶらついて、綺麗なお姉さんと写真を撮ってもったり、(チップ必要でしたけど)
+g
g

ベラッジオの有名な噴水のショーを見たり、世界的に有名な3つ星レストランのシェフのゴードンラムゼイのハンバーガーを食べたりはしてきました。学会が終わった夜に、シルクドソレイユの’O'というショーを見たり、ちょっとはラスベガスを楽しんでこれました。

私の乗った飛行機は、セントレアから成田、成田からサンフランシスコ、サンフランシスコからラスベガスと3つ乗り換えが必要でした。上空から、日本を見ると緑が多いと感じるんですが、アメリカはとても乾燥してそうな茶色で、だいぶ違うものなんだなと、水と緑の豊かな住まいにありがたく感じました。

帰りの飛行機で隣に座った方とお話する機会があったのですが、その方はカリフォルニアで電力会社にお勤めで、電気メーターの修理をする仕事をしているとおっしゃっていました。日本では、そんなにメーターの修理が必要だとは聞かないけれどと言うと、カリフォルニアは水不足だから、水を求めて、地中深く掘削していく人が多くて、電気メーターが溶けちゃうほど、電気を使うんだそうです。乾燥してるから、火事も多いんだとおっしゃってました。

アメリカは個人主義で何でも人と違うものなのかなと思いきや、ほぼ同じ見た目の家がずらーっと並んでいて、タクシーの運転手の方に、住んでいる地区の厳しいコミュニティーの規則(家の外観についてや、芝の長さはどれほどに保たないといけないだとか)があるんだと聞いたり、文化や土地柄の違いについても触れることができて、大変興味深かったですし、自分の環境についてあらためて感謝できると思いました。

最後に名前に関する話を一つ。
私のアンナという名前は、両親が外国でも通じやすいようにとつけてくれたものです。どこに行っても、すぐに覚えてもらえるので、とってもありがたく思っています。(カネミツは難しくて、まともに言える外国の方はほとんどいませんけど)
先程の飛行機でお隣になった方の奥さんは「まみ」さんという名前の日本の方で、小さなお子さんがいらっしゃるそうですが、お子さんが幼稚園や学校に上がったら、こんな会話になるのが目に浮かぶとおっしゃってました。

”What is your mommy's name?" 「マミーの名前は?」
”Mami"「マミー」
”No, I'm asking your mommy's NAME”「違う、違う、マミーの名前を聞いているの」
”Mami"「マミー」

これを読んで、どなたも気を悪くなさらないでくださいね。。。

ありえへん世界・矯正症例

  • 2018.09.28 Friday
  • 17:58
「ありえへん世界」という番組から、数か月前からコンタクト、取材があり、9月25日に放映がありました。
私がADの方を患者さんに見立てて、ニューロマスキュラー検査の様子を撮影されてたんですが、見事にカットされていました。
えーえーそうなるだろうと思っていましたよー
まじめに検査しているシーンなんて、面白みも派手さもないですからねぇー

ありがたいことに、この建物に引っ越してきてから、何度もテレビの取材をして頂いています。最初の頃はテレビに映るなんて〜!!ともの珍しさもあって、放映日を指折り数えて、ドキドキしながら待ったものですが、最近は「あれ?今日じゃなかった?録画しといた方が良くない?」な程度になってきてしまいました。

今回はさらにちょっと間抜けな話なのですが、、前日にDVDプレイヤーを買い替えて、私はまだ一度も触っていなかったので、設置してくれた夫に番組の録画予約をしてくれるように放映日の朝に頼んで、放送時間にそのまま録画中の番組を見ていたのですが、なかなかうちが登場しません。
一緒に診ていた息子に何度か、「これ間違ってない?」と聞かれましたが、「多分もう少し待てば出てくるんだよ」と答えていました。放映終了時刻に近づいてきて、気がつきました、見ている番組のタイトルが、聞いていたのとちょっと違うと。
「世界のありえない映像大賞」をずっと見ていました。(笑)まぎらわしいわ〜!!

ま、次の日はちょうど月1のスタッフ勉強会の日だったので、ちゃんと録画に成功した院長が、うちが出てきたシーンだけ、見せてくれたんですけどね。
かなりの誇張表現・拡大解釈に苦笑いの番組でしたが、院長・副院長にはfacebookを介して、色々コメントをもらって反響があったみたいです。
私のブログもおまけで?放映日にアクセスしてくださった方がいつもより多かったです。

話は変わって、今日は、また矯正症例をのせたいと思います。
今回の方は、以前に矯正を経験された方で、上顎の小臼歯2本と下顎の前歯2本がない方でした。
矯正前の写真です。

BO

BF

え?こんなに歪んでるのに矯正したの?と思われるかもしれません。以前に矯正された先生が、この状態で治療を終了されたはずはありません。つまり、矯正装置を外した後に、どんどん歪んできてしまったのです。
お口の中の状態や顔を見て、何がこの歪みを作ってしまったのか、つまり、どんな癖があったのか想像できますか?
うつぶせ寝で、左側を枕につけて寝ていただろう、とか、右で頬杖するかもしれない、とか左咬みだろうとかイメージできます。

癖について、とてもよく理解していただき、ご協力いただけました。矯正治療中にご結婚もお決まりになったので、式に間に合わせるために、最後は急いで治療を進めて、1年2か月で終了しました。顎をニューロマスキュラーポジション(最適な位置)に持って行く取り外し式の装置はまだ継続してご使用いただいて、さらに咬み合わせを緊密にしていく必要がありますが、大変綺麗になられました。

OA

AF

小顔になっていらっしゃるし、左右非対称もだいぶ改善されてきていると思います。

上顎がどれほど広いか、は下顎の位置が決まる上で大変重要な役割を持っています。
この方のように、上顎が少し狭い、は下顎がかなり狭いにつながる方もいらっしゃいますし、上顎が狭いことが、下顎が後ろに下がったり、左右どちらかにずれる結果になるタイプの方もいらっしゃいます。

大変恐ろしいのは、下顎が本来の位置からずれているのにも関わらず、歯医者がそれを無視して、下顎がずれているその位置に合わせて上顎の歯を移動させたり、狭かったり、左右のバランスが悪い上顎に合わせて、下顎を押し込めようとすることです。

例えば、出っ歯の方を例にとって説明したいと思います。出っ歯とは要するに、下の前歯より、上の前歯が大きく前方にあるという事です。

やってはいけないのは、下顎が後ろに下がり過ぎている場合、その事実を無視して、上の歯だけ抜歯して、上の前歯を引っ込めるという治療です。
この治療の結果起こりうることとしては、
下顎と舌はますます窮屈になります。解放される位置を求めて、食いしばりや、歯ぎしりが増えるかもしれません。
下の前歯のすり減りが大きくなったり、上の前歯がぐらぐらになることもあります。
関節がすり減って、口が大きく開けれなくなるかもしれません。

さらに自律神経系に影響が出ることもあります。
めまいがひどくなったり、とにかく疲れやすかったり、肩こりや首こり、腰痛がひどくなったり、頭痛がしたり、顔の歪みや老化現象が進んだり・・・こうなれば精神的に健全とは言えない状況になっても不思議ではありません。

ここのところ、他院で治療を受けて、この様な症状が出て、大変お困りになって当院に遠方から来院される方が増えていると感じます。中には症状がひどすぎて仕事を続けられなくなってしまう方もいらっしゃいます。

さらにお気の毒なのは、歯医者にこういった症状を理解してもらえない、話を聞こうともしてもらえなくなり、心も傷つけられて、さまようはめになることです。

歯医者が謙虚になって、むやみやたらに咬合を触ることは、人生を狂わせることもあると認められればいいのですが、そうではなく、患者がおかしいと決めつける人もいます。

一方で、謙虚に、咬合を触ることの恐ろしさ、咬合治療が全身症状を変化させうることを認め、自分には治療できないから、やってくれるところを探すようにと患者さんに促せる先生もいらっしゃいます。

やはり、他院であれこれ咬合を触られて顎関節症状がひどくなってしまい、現在遠方から当院にニューロマスキュラー矯正治療で通院してくださっている、F様という方がいらっしゃいます。
F様に今日伺った話ですが、咬合治療ができるところを探すようにと言ってくださった歯科医師に、F様が今はコメットに通っていることをお伝えになったら、先生が「それなら良かった」とおっしゃってくださったとお聞きしました。

同業者から、咬合治療について、公に攻撃されて、大変がっかりさせられることがありましたが、逆に、このように肯定の声を聞かせていただけることは、本当に嬉しい事です。教えてくださったF様にもとっても感謝です。ありがとうございます。

これからも、一人でも多くの患者さんの助けになれるように私自身精進して参りたいと思いますし、正しく咬合治療ができる先生が増えていくように心から願っています。


日本バイオメカニクス学会

  • 2018.09.07 Friday
  • 16:57
昨日は日本体育大学のキャンパスで開催されたバイオメカニクス学会に出席してきました。


バイオメカニクスってちょっと聞きなれない言葉かもしれません。
簡単に言うと、人間の身体運動に関する科学的研究を行う学会です。

生体力学研究に携わる、生化学、生物学、生理学、理学、医学、工学などの異分野の研究者たちが学部を超えて交流できる場です。例えば、医学的な検証も、それを計測して、データ化するためには、工学的なサポートが必要です。
その科学的検証を、スポーツの分野や、介護の分野などに生かしていくことで、社会貢献することができるはずです。

昨日は、一流アスリートの動きを科学的に検証して、必要なトレーニングを編み出していく方法をおしえていただくことができました。平昌オリンピックスピードスケート金メダリストの小平奈緒選手とそのコーチの結城先生、それを工学的に解析するサポートをされた二上さんのシンポジウムを聞くことができたのが大変興味深かったです。


他にも、発表者がたくさんいらして、活発な意見交換がされていました。

また、アメリカのロサンゼルスでオリンピック選手養成に携わっておられる方の講演も聞くことができ、歯科的サポートについても質問させていただき、充実していました。

今回の学会は、正直初めて聞くことが多くて、私の研究に関わってきそうなことだけを選んで聞くだけで、精一杯でした。それでも、研究に使えそうな、小型化されたモーションピクチャーの装置を見つけることもできて、業者さんに説明に来ていただく日程を調整し、確実に収穫もありました。

知らなかった世界が開けて、連れていってくださった教授をはじめ、諸先輩方への尊敬の念もまた深まった一日でした。

今回の出張でも、家族が子供の世話を含めて協力してくれるので、行ってこれましたし、副院長には、出張が続いて、疲れ気味になりそうなので、特別な滋養強壮のサプリも処方してもらって、お陰様で、元気に過ごせています。
スタッフも日頃の診療で良くサポートしてくれていて、周りの方全てに、本当に感謝感謝です。

日本包括歯科臨床学会

  • 2018.09.03 Monday
  • 12:53
昨日は東京で開催された日本包括歯科臨床学会の総会に出席してきました。


この学会は九州の筒井先生を中心に発足された包括歯科臨床の実践をテーマにしたものです。
以前に私が筒井先生の講習会「筒井塾咬合セミナー」に出席した時のブログはこちらこちら

「包括」という言葉からわかるように、咬合治療はもちろんのこと、インプラント、歯周病、補綴、保存、矯正など、幅広くトータル的に、オーダーメイドの、患者さんの必要を満たす治療をしていくことを研鑽されている学会です。勉強になることがたくさんありました。

色々な講演の中で、強く共感したのは、筒井照子先生が、

「歯科界では、顎機能障害に咬合が関係しているか、いないかが、未だに決着がついていない。多くの証拠があるにもかかわらず、頑なに咬合の関係を認めようとしない先生がいる。どうしてなんだろうと考えて、わかったことは、その先生たちが、自分で治せないからなんだと気がついた。顎機能障害の治療は、患者さんと正面から向かい合って、心身共に癒さなければ、治っていかない」

というお話をされていたことです。本当にその通り!!
自分でやってみたけど、ダメだったから、咬合治療では治るはずがない、咬合は無関係だと言い切ってしまうのは、ナンセンスです。

咬合治療って、登山と同じなんだと思います。どの山でもいいんですが、例えば、富士山にしましょう。
その頂上にたどり着くのにも、色々な道があると思います。ものすごく複雑で苦しい道もあれば、シンプルでスムーズに登ることができる道もあるでしょう。
まともなガイドも装備もないまま登山に挑戦して、自分が遭難してしまったから、富士山は登山不可能だ!と言い切る人がいたら、恥ずかしい人だなーもっと先人の知恵を聞くようにしようよ、、、って言いたくなりますよね。

ましてや、富士山に登っているという人に、お前はインチキだ!社会正義として罰してやろう!と悪い噂をばらまく人がいたら、嘆かわしすぎますね。(ご存知のように桜桃歯科の院長と裁判をしています)

幸いなことに、私は咬合治療という山を登るに当たって、シンプルでスムーズな道を先人から教えてもらい、そのための装具も揃っています。その登山をサポートしてくれる、優秀な人材もいます。本当にありがたいことです。

筒井先生のグループの登山の仕方は、ニューロマスキュラーとは違います。講演されていた他の先生で、下顎位を見つけるのは苦手だとおっしゃってる方がいらっしゃいました。顎位の見つけ方が、スプリントあるいはプロビジョナルという口腔内装置を使用しながら、その変化を長期間にわたって観察していくというやり方で、「試行錯誤」と言うべきものだからです。しかも、そのスプリントも7〜8種類あるので、その患者さんにあった、正しいものを選択しなくてはいけません。場合によっては、もうちょっと右なんじゃないかな?・・・などと、術者の経験と勘で顎の位置を誘導したりもします。

一方、ニューロマスキュラーでは、正しい顎位は1、2回の2時間弱の検査で見つけられることがほとんどです。装置も取り外し式か歯にくっつけるかの2種類はありますが、形は基本的に同じものです。

筒井先生のご講演でも、この顎位でいいだろうと思って、奥歯に最終的な被せものをしても、また顎がさらにリラックスする位置に自然と変わって、前歯だけ当たって、奥歯が空いてしまうようになるので、奥歯にプラスチックを何度も添加していかなくてはいけない症例が多数あるという事をおっしゃっていました。

私はニューロマスキュラーでそうなる人を見たことがありません。
第一、客観的に顎位の検査ができるので、これで被せ物をしていっていいんだろうか、と不安になるのがなくなりますし、どこに顎位を持って行くか、私が考える必要もありません。患者さんの顎が正しい位置を教えてくれているのをコンピュータを使って、読み取ればいいのですから。

ME機器を使って、顎関節のすり減り方を観察したり、咀嚼運動を観察したりして、正しい顎位を「想像する」というやり方は当たる時もあるかもしれないですが、外れることもあるようで、また登山に例えると、頂上だと思っていたところが、頂上じゃなかったと結論が出るような話です。

そうなると、被せ物のやり直しをしなくてはいけなくなって、その費用は誰が負担するのだという問題も出てくるとお話されていました。これは術者側にも、患者さん側にもストレスですね。

そういう種類のストレスのない自分が、とても恵まれているということを改めて認識できました。

今週は木曜日も東京である日本バイオメカニクス学会大会に出席する予定です。
スポーツ歯科との関連で、日本体育大学の先生のご講演を聞いてきます。
これが私のやりたい研究へ繋がっていくだろうと楽しみにしています。

夏休み ・ 矯正症例

  • 2018.08.18 Saturday
  • 12:05
夏休みも残すところあと少しになりました。40度近くあった気温も和らいできていて、ほっとします。
北海道では初雪が観測されたようですね。急激な気候の変化に体調を崩さないようにお気を付けください。

この夏休みは子供たちの活動範囲が広がっていくのを見れて、成長を感じました。

今月初めは、東京でおこなわれた、アレキサンダー研究会に出席してきました。矯正後の長期安定のために気を付けるべき要素を再度確認することができました。
矯正後に歯を悪い方へ動かしてしまう要素は、舌の動きの訓練不足なこともあります。その点をさらにシビアに見ていくべきだと思いました。

仕事のお休みも1週間いただき、家族で沖縄に遊びに行きました。夏休み毎年恒例の、ひたすらプールに入り続けるのもやってきましたし、ビュッフェでたらふく食べて、文字通り幸せを噛みしめるのもやってきました。
今回は、初めて、ラフロードをバギーで走るという体験をしてきました。雨が降った後だったので、水たまりに突っ込んで、泥だらけになり、大笑いでした。いい思い出になりました。




さて、今日は、最近治療が終了した方の矯正症例をご覧いただきたいと思います。

この方は、口が閉じにくいほど、いわゆる出っ歯でいらっしゃった方です。

矯正前後の顔写真です。
1P

矯正前後の横顔のレントゲン写真です。
1B
1A

この方は、一本も歯を抜くことなく(親知らずがない方でした)ここまで動かすことができました。レントゲンでプレートインプラントと呼んでいる、絶対の固定源となる装置が写っているのがお分かりになるかと思いますが、これがなければ、非抜歯でこの状態まで持って行くことは不可能です。

ご本人も、口が閉じるようになった!と喜んでくださっていました。


次の方は、顎関節症で顎の痛みや口の開きにくさがあった方です。

矯正前後の顔写真です。
エラ張りのお顔だったのが、大きく変わりました。体重が変わっていないのに、周りの人に痩せたと言われるそうです。もちろん顎関節症も改善しました。
2P


矯正前後の横顔のレントゲン写真です。
2B
2A

この方も矯正前は、口を閉じる時に、唇に力が入っていて、矯正後は楽に口が閉じれるようになっているのがおわかりいただけるかと思います。親知らずしか抜かないでここまで動かせたのはとてもいい結果だと思います。

運動と脳

  • 2018.07.20 Friday
  • 16:02
毎日暑いですね。昨日は月一恒例の東京歯科大学への出張の日でした。

同じ教室に群馬からお越しになっている先生がいらっしゃるのですが、群馬と岐阜が最高気温の1位争いをしているという話をしていました。群馬は観測地点を少し涼しい所に移したので、実は群馬のほうが暑いかもしれないとおっしゃっていました。そんなんで1位をとっても名誉にはならないけれど、スポーツマンとしては、1位が好きなんて言って笑っていました。

私は通年快適な環境で仕事をさせてもらっているので、本当にありがたいことです。

話は変わって、実は、先月からジムに通い始めました。今入会するとお得だとか、運動不足も気になっていたとか、色々きっかけはあったのですが、実際に運動して、その後の爽快感が病みつきになりました。

人間の身体に大事なのは、栄養、睡眠(休養)、運動の3本柱だと昔から言われていますが、まさにその通りだなと感じています。

今日はタイトル通り、運動と脳についてDr.Wendy Suzukiというニューヨーク大学の神経学の教授がスピーチしていらっしゃるものを紹介したいと思います。私がジム通いをしたいと思ったきっかけの一つがこの動画です。この先生はずっと研究室にこもっていたのを、ジムに通うようになって、体重も10キロほど落とせ、より集中力や記憶力が上がったのを感じたところから、運動と脳の研究に興味を持つようになったそうです。

この動画はTED(Technology, Entertainment and Design )という様々なトピックについて、それぞれの専門分野の方々が18分未満の短いスピーチをしている動画が見れるサイトからのものです。内容はこちら

名前からして日系の方だと思いますが、はっきりとした英語で話していらっしゃるので、理解しやすいと思います。


脳を変化させる効果がある運動

気分や集中力、記憶力に関係する脳に最も良い効果をもたらすものは運動です。少しの運動をするだけでも、気分を向上させ、集中力や俊敏性を高める、神経伝達物質のドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンのレベルを瞬時に上げることができ、その効果は少なくとも2時間続きます。

運動を長い期間にわたって続けることは、物事の選択や集中力、人格に関与する前頭葉、記憶をつかさどる海馬に新しい脳細胞を作ることになります。運動を続けると、筋肉を大きく強く鍛えられるのと同じように、脳をより大きく、強くすることができます。
前頭葉と海馬は、神経変性の疾患や、老化による認知の衰えに関与しています。運動が認知症や、アルツハイマー病を治すわけではないですが、生涯にわたって運動することによって前頭葉と海馬を大きく強くして、病気の発症を遅らせることができます。

では、脳を守るために最低限どれだけの運動をするべきでしょうか?週に3〜4回、30分以上、心拍数を上げる有酸素運動を取り入れた運動が望ましいです。別にジムに行く必要はありません。家の周りを早歩きするだけでもいいのです。


要するに、「ボケたくなかったら、歩け!」というところでしょうか。
心拍数を上げて、幸福度も上げていきましょ〜!!

6月

  • 2018.06.25 Monday
  • 16:50
早いもので、6月も、もう最後の週で、今年も折り返し地点にきました。
今月はイベントが色々あった月でした。

まず、娘が誕生日を迎えて、5歳になりました。
息子も8歳半。元気にすくすく成長してくれているのは、本当にありがたいことです。
誕生日のお祝いに、家族でブカルッポ・フェリーチェのシェフの美味しいお祝いディナーをいただきました。
BD


大阪の地震で、ブロック塀の下敷きになってお亡くなりになった9歳の女の子や、5歳の虐待されて亡くなってしまった女の子のニュースが報道されていましたが、どちらの子もうちの子と年齢が近く、他人ごとに思えず、とても心が痛みました。
当たり前のことに思っている日常こそ、本当に感謝できると、改めて思いました。

私の子育ての方針の一つは子供が「自分のことを自分ですること」です。
子供を見ていて、何かが必要なんだという事がわかっていても、あえて私は動かずに、子供にお願いされるまで待ちます。
そして、些細なことでも、やってもらったら、ありがとうと言うべき事を繰り返し教えています。
もちろん、私もしてほしいことがあれば、「悪いけど、何々してくれる?、ありがとう」と子供にお願いと感謝をします。

「あうんの呼吸」の逆ですね。
私の持論ですが、「あうんの呼吸」で親に必要を満たしてもらってきた子供は、黙っていても、自分の要求が通ることに慣れてしまっています。
ところが、環境が変わって、周りが自分の要求を察して動いてくれなくなると、それが不満になるんです。
やってもらって当たり前、やってもらえなかったら、不満。
これだと、感謝する機会が全くありませんよね。感謝する心がなくて、どうやって幸せになれるでしょう?無理だと思います。
自分でやって当たり前、やってもらったら、感謝。これが本来だと思います。

大きくなって、厳しい環境に置かれて、周りと衝突して、やっと感謝する心を持つようになれば、まだいいのですが、それに気がつかずに、常に不平不満を言って過ごしている人を見ることがあります。自分で幸福になるチャンスを捨ててしまっていると思います。
そんな人生かわいそすぎる!!

そして、そんな人間にしてしまうのは、親がやり過ぎているからだったら、親の役割からしたら、本末転倒ですよね。
親はこんなにやってあげてるのに、子供はちっとも感謝しない!と思うし、子供はなぜだかわからないけれど、何だか満たされないし、というんじゃ、お互い不幸だと思います。
人間ハングリーさがないと伸びませんから、親はすべて満たしてあげちゃいけないと思うんです。ましてや、子供が「お願い」をすることもしないのに、親が自発的にやったら、その子は常に自分のことしか考えない、わがままで、目の前にある幸せに気がつけない、かわいそうな子になっちゃうと思います。

その点、うちの母はずーっとハングリーなんで、とどまることを知りません。
すごいと思います。以前はそんな母をなかなか理解できず、衝突することもしばしばでしたが、この年になってようやく理解できるようになってきました。(私も母と全く同じように考えるという意味ではないのですが)
私の興味あることは、母とは違う分野になると思いますが、私も年齢を重ねていって、いくつになろうが、ハングリーであることを忘れたくないと思います。

また話は戻って、他にもイベントがありました。23日の土曜日に、息子の運動会がありました。
息子が家でも、音楽を流しながら、踊って見せてくれていた、ダンス。本番もキレのある動きを見せてくれていました。
私も親子競技で、息子と走ってきました。なかなかスムーズにできて、私たちのチームが勝つこともできて、気分良かったです〜

実はこの日、日本スポーツ歯科医学会と被ってしまっていたので、運動会が終わるころ、私は一足先に会場を後にして、セントレアへ向かい、飛行機で仙台入りしました。



今年から、東京歯科大学のスポーツ歯科に所属していますので、その先生方の夜の懇親会から参加させていただきました。
自分にとっては新しい分野ですので、学ぶこと、教えていただくこと多く、大変有意義でした。

スポーツをしている時の、顎の動きというのは、まだ十分に解明されていません。
スポーツ新聞や雑誌などで、選手の決定的瞬間の写真を見たことがあると思いますが、結構、すごい顔していることが多いですよね。口周りの筋肉を緊張させているタイプの選手、口唇を巻き込んでいる選手、舌を出している選手など様々ですが、大抵は、噛みしめているのではなくて、色々な筋肉を使って、下顎を力の出しやすいところに保持しているようです。

顎の下には、顎二腹筋といって、収縮すると、口を開けると同時に顎を後ろに持っていく筋肉があるのですが、運動時の筋肉の活動量を測ると、この筋肉の活動量が非常に高くなっています。

今回の学会で、幼いころから本格的にピッチャーをやっている18歳の選手が顎がおかしいと来院されたときのCT画像を見ることができましたが、顎関節がかなりすり減っていました。歯そのもののすり減りはそれほどでもないのにです。演者の先生は、この顎二腹筋で顎を強烈に後ろに保持するために、関節がこのようにすり減ってしまったのだろうと考察していらっしゃいました。

マウスガードを入れると、顎二腹筋の筋活動量が減るというデータが出ています。つまり、あまり頑張って顎を引いておかなくても、楽に力を出しやすいポジションに顎を持って行く効果がマウスガードにはあるんですね。

トップアスリートの方にご協力いただいて、運動時の顎の動きや理想的なマウスガードの解明をしていけたらいいなぁーと研究の構想(というか、まだ妄想レベルなんですが)を帰り道でもあれこれ考えていました。


今月はコメット歯科のテレビ出演というイベントもありました。
「新・情報7daysニュースキャスター」というTBSの土曜日の番組や、言われていた日での放映は結局なかったのですが、お昼の2時からやっているミヤネ屋からの取材もありました。

内容的には、セキュリティ対策なので、歯科という分野のものは一切カットされてしまっていたのですが、コメットの認知度が上がるというのは、ありがたい事なのかな、とは思います。
泥棒さんにも認知されちゃったので、色々な対策を取らざるを得なくなっちゃったんですけどね。

明日の26日も9月放映予定の番組の下調べ的な取材があるそうです。

話は変わって、最近、患者さんに言われてうれしかったこと。
小さいお子さんを2回目に見せていただいたときに、お母さんから、「先生って○○ちゃんと同級生なんですってね」と声をかけていただきました。「○○ちゃんに、コメット歯科の先生、めっちゃいい先生だったー!と話したら、○○ちゃんが、先生が自分と同級生だって言ってたんです。」と教えてくださいました。
「めっちゃいい先生」なんておっしゃっていただけた事がとってもうれしかったです〜!!
子供を医療機関に連れて行く時って、先生がどんな人かっていうのは、とても気にかかるところですよねー

私も、自分の子供や自分が他の病院にかかる時には、「人の振り見て我が振り直せ」をとても意識します。
患者さんに自分が大事に扱ってもらっていると感じていただけるように我が振りに気を付けていきたいと思います。

recent comment

profile

search this site.

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< January 2019 >>

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM