噛み合わせ治療についての新聞記事を読んで

  • 2017.03.14 Tuesday
  • 12:21
他院で顎関節症の治療をしていたけれど、効果が出なくて、インターネットなどで検索して、当院にご来院になる方が多数いらっしゃいます。

顎や噛み合わせの不調を他院で訴え続けると、こう言われることもあるようです。

「顎関節症は放っておけば治る」
「顎関節症の痛みは一生付き合っていくしかない」(「放っておけば治る」と矛盾しますよね)
「うつ病じゃないですか?心療内科に紹介状を書きます」

歯医者の心無い言葉に傷ついて、どこに行っても分かってもらえないと辛い思いをされている方もいらっしゃいます。そんな方が、当院のニューロマスキュラー治療で改善していかれると、全身から嬉しいオーラを出して下さるので、こちらとしても、そのオーラに触れられて、とても幸せな気分になります。

「口が開かないから、ずっと行けなかった○○のお店のハンバーガーがやっと、大口開けて食べれたんです!おいしかった〜!あのお店は本当におすすめですよ!」(←行きました。フレッシュで美味しかったですー)

「回転寿司の軍艦巻きが一口で食べれたんです!家族にも、食べれたね!と言ってもらえました。先生のおかげです」(←私も回転寿司が食べたくなって、やっぱり行きました)

「20年間も悩まされてた痛みがなくなりました!先生は神様です!」(←そんな、おおげさですよー照れる

当院の本格的な咬み合わせの治療は自費ですので、中には、この高い費用を払って、治らなかったらどうしようと治療に入ってからも不安で、良くなったところよりも、変わっていないところに注目されてしまう方もいらっしゃいます。時間の経過で、確かに変わったことを体験されるようになると、

「今まで、ひどい事言ってごめんなさい。不安だったんです。」

なんて謝られてしまう事もあります。

ある方は、
「今はここに通っていることを誇りに思ってます。これからもよろしくお願いいたします。」と付け足してくださいました。
涙が出るほど、嬉しいお言葉でした。

噛み合わせの治療と一言に言っても、ありとあらゆる治療の方法があります。

最近、ある歯科医師が、1種類のみの治療方法を検証して、噛み合わせ治療なんて、でたらめだと言うように新聞に投稿された記事を読みました。(実は私も歯医者になりたての頃にこの先生が検証された治療方法を埼玉で学びました。技術的にも、倫理的にも、私にはできない治療法だと思って、それ以上学ぶのをやめました)

以下がその記事の抜粋です。

「顎関節症の多くは疾病ではなく単なる身体不調に分類される現象で、放置したとしても、将来何らかの全身疾患につながることはあり得ないということを、はっきり認識していただきたいと思います。噛み合わせについても、その人にとって理想的なかみ合わせというものは存在しません。噛み合わせは食物をかみ砕いて栄養を得るための機能にすぎませんので、食事ができればそれでいいのです。
噛み合わせ治療で全身を健康にしようだとか、難病を治療しようだとか、根拠のない治療を勧める歯科医にはくれぐれもご注意下さい。」


確かに「噛み合わせ治療で全身疾患を治す」は言ってはいけないことですね。そのことに警鐘を鳴らそうというお気持ちで、この記事を書かれたのでしょう。

でも、 「理想的なかみ合わせというものは存在しません」

そんな風に断定できる理由がどこにあるでしょう?
正しくは「自分の研究したやり方では、理想的なかみ合わせは見つけられませんでした」ですよね。


下顎の位置と姿勢が影響しあっていること、下顎の位置が変わることで、脳の活性部位が変わることなど、論文が出ています。
論文の概要はこちら(英語ですが)

このリンクを貼ったHPのグループは私のニューロマスキュラー治療の恩師、クレイトン・チャン先生(ラスベガにて開業)を中心に活動しているものです。

どんなトップアスリート達がニューロマスキュラーコンセプトで作った「最適な咬み合わせ」のマウスピースをつけて、結果を伸ばしているのか、こちらもご覧ください。
これらは、単なる個人の感想ではなく、マウスピースを使用している時と、そうでない時の、数字の違いがはっきりしています。この調査結果は単なる「プラセボ効果」なんかではなく、公平で、信頼できるものです。



「噛み合わせは・・・機能にすぎませんので、食事ができればそれでいいのです。」


この文章にはため息しか出ません。読んでいて悲しくなりました。


食事をする喜び、楽しみなどはどうでもいいんでしょうか?

顎が痛い、咬んでいるとすぐに疲れてしまう、顎がねじれているような違和感がある、とおっしゃる方の食事は快適でしょうか?
その時に食べている物からの栄養は十分吸収できるでしょうか?
辛そうに食事している人と、同席するメンバーの気分はどうでしょうか?


食べている時の環境が副交感神経に影響を及ぼすこと脳血管疾患にも影響を与えうることることが
論文を探せば、色々と出てきます。(リンクをクリックしていただければ、その論文に飛びます)

副交感神経が働くことは、消化酵素を出すために不可欠です。
ゆったりとした気分でない時の食事が美味しくないのは、誰でも経験したことがありますよね。
消化酵素が十分に出なければ、食べても栄養を吸収して、体に取り入れることができずに排泄されてしまいます。

「ハッピーな気持ちで食事をする」というのは、健康、長寿という意味でも、とっても大事なことだと思いますし、私たち歯医者はそのために存在しているのではないでしょうか?

それを「食物がかみ砕ければいい」と言い捨てれてしまうのを見ると、
この先生は、患者さんの気持ちを理解しよう、寄り添おうと日頃診療されているのでしょうか?
そんな自分を誇れるでしょうか?

とても疑問になります。

他の方(患者さんも同業者も)の気持ちを尊重しないだけでなく、自分の知らないことへの探求心も、敬意もないように感じました。

読んでいて、とても悲しく、寂しい、同時に腹立たしい気持ちになりました。


ボケ
多趣味でこのお花の写真をくださる患者様も顎の痛みを訴えてお越しになりました。
噛み合わせ治療の装置を外してしまうと、ケーキですら咬むと痛いから、装置を手放せないとおっしゃってました。
ご来院の度に、何か素敵なものをシェアしてくださいます。
ちなみに、この花の名前は「ボケ」です。
私は「ボケ」てるので、素敵な梅ですね!と言ってしまいました。
「ボケ」ですよ、とツッコミを入れていただきました(笑)

マイオブレイス症例その2

  • 2017.02.20 Monday
  • 16:38
2月はバレンタインがありましたね。特別な意味がなくても、あげたり、いただいたりでハッピーの分け合いができるのって楽しいですね。くださった患者様にも心から感謝します。

以前にもご紹介したことのある患者様が、また素敵な季節の花の写真をくださいました。とっても美しいので、皆様とシェアさせていただきます。
椿

さて、今日はマイオブレイス症例をご紹介します。10歳の男の子です。マイオブレイスの適応年齢は10歳まで、理想的には8歳までと言われているので、ギリギリでしたが、幸い生え変わりが早い方ではなかったので、マイオブレイスのみで、高い成果が出ている症例です。今、マイオブレイスを入れ始めて、半年経過したところです。左に始める前、右に今の写真を並べます。

横

笑顔

右側方

upper

セファロ



「出っ歯」「深い咬み合わせ」が改善されてきているのがお分かりいただけるかと思います。
良くなった理由の一つには、常に上にくっついていなかった舌(最初のレントゲンで二重顎になってますね)を持ち上げて、上顎にくっつけることを覚えたことがあります。そのおかげで、V字型になっていた上顎の歯並びが、きれいな馬蹄形になりました。上顎が広がったので、以前は、上顎の狭さゆえに、かなり後ろに下がらざるを得なかった下顎が、前にポジションを取れるようになりました。

下顎が前に出たので、気道がかなり広くなっています。治療前と現在のレントゲンで青色に塗った気道の大きさの違いを見てください。かなり広がりました。

気道


気道が広がるという事は、やはりこれからの健康状態にも影響を及ぼすでしょうし、彼は半年でしっかり身長も伸びて、身体つきもがっしりしてきて、カッコいい子になってきました。将来が楽しみですね。

親なら子供の健やかな成長を望むと思いますが、歯並びが全身の健康に影響があることを知らない方も大勢いらっしゃると思います。歯にずっとくっつけているわけではないのに、(毎晩入れて寝てもらわないといけないですが)しっかりと治療成果が上がるこの装置は本当に素敵だと思います。

もちろん、頑張って入れてくれる本人、励まして下さる親の皆さんにも拍手!!

1月を振り返って

  • 2017.02.07 Tuesday
  • 12:33
早いもので、2月に入って、もうすでに1週間が経過ました。

忙しさに流されて、ブログの更新が停滞気味になっていたところ、更新を待ってると励ましてくださった方がいらっしゃったので、やる気になってます。励ましありがとうございます!


1月に起きた出来事で1番、衝撃だったこと。

コメットのすぐ近くで開業されていた、歯科医師が元患者さんに刺殺されました。
元患者さんの男性は、自分の歯が抜かれたという事に不満を持っていたという事で、話し合いの場も設けられたそうですが、恨みを募らせて、包丁(事件の4日前に100均で2本買ったものだそうです)で院長を刺したという事件でした。

私の推測では、この悲しい事件は、双方のコミュニケーション不足が原因なのではないかと思います。
お互いが「こうだと思った」と事実確認をきちんとしないまま、事が進んでいってしまって、共感し合うこともできなかったのでしょうね。

この事件が起きてから、患者さんの表情を見て、どんなお気持ちなのか、どんなバックグラウンドをお持ちの方なのかなど、色々お話しながら、共有できるようにコミュニケーションをとろうと、ますます意識するようになりました。

興味深くお仕事の話や、ご家族のことを教えてくださる方も多く、診療が楽しくなります。

日本には、流れ作業的に診療をしていかないといけない先生も、多くいらっしゃると思います。忙しそうな先生には患者さんも遠慮して、質問したくても、しにくいと感じるでしょう。

私自身は、話しかけやすい雰囲気を作りたいと思っていますが、時間の関係で、不十分なこともあります。幸い、コメットのスタッフは心優しい方ばかりで、ドクターに言えなくても、衛生士、アシスタント、受付と、カバーをしてくださる方がたくさんいます。いつも、とても助けられていて、感謝しています。


要望、クレームを言ってくださる方は、こちらの見落としを親切に教えてくださる方。こういう患者さんには今まで何度も助けられてきました。そういう方のご要望が今のコメットを作ってきてくださっていると思います。

質問、要望(常識範囲内なのは当たり前ですけど)はありがたく頂戴します。


私達歯科医師の仕事は、やったことを全く同じように元に戻すという事ができないことも多々あります。削った歯を元通りに戻すことはできないし、抜いた歯を、元あった場所に戻すこともできません。(人工物で置き換えるのは元通りではないですもんね)
故意でないものの、失敗してしまうことだってあるやもしれません。

患者さんと十分コミュニケーションがとれているかどうかは、非常に重要ですね。



当院には、他院から転院されてくる方も少なくありませんが、「先生が怖くて、ろくに質問もできなかった」「ちゃんと説明をしてくれない」などとおっしゃられる方もいらっしゃいます。

単純に知りたくて、あるいは、心配で確認したくて質問しているだけなのに、[文句を言う患者]とレッテルを貼られてしまう方もいるようです。

医療者側のポジティブさもとても大事ですね。



話は変わって、1月の忘れられないこと。

大親友の結婚式がありました。
彼女は、大学時代の同級生で、学生時代はもちろんのこと、卒業後にも、苦楽を共有してきて、お互いのことを隠すことなく、色々話せる、本当に貴重な友人です。
一緒に大笑いしたり、辛くて大変な時、相談しあったり、支え合うことができたのは、大事な思い出です。彼女のお父さんとそんな話をしていて、一緒に泣いてしまいました。
余談ですが、彼女は、私のプレートを使った矯正患者さんの第1号で、文字通り、体を張って(?)私に協力してくれました。

彼女の幸せをお祝いできるのは、私にとっても、本当に至福の時でした。年をとっても、貴重な友情関係を楽しんでいきたいです。

子供たちも遊んでもらっている感謝も込めて、お祝いをさせてもらおうと、彼女の好きなジブリの曲を、息子はピアノの演奏で、私は歌でプレゼントをさせてもらいました。娘はお兄ちゃんの伴奏で歌う予定でしたが、直前に寝てしまい、断念。椅子をくっつけて、その上に寝かせておいたのですが、私が歌っている間に寝返りを打って、椅子から落ちて、大泣きして、同席してた別の友人にあやしてもらうというおまけつきでした。汗

娘はきれいな花嫁姿が印象に残っているらしく、思い出しては、どんなドレスだったか話をしています。



夫婦生活は新しい発見がいっぱい!2人で幸せを感じながら協力していってください!心から応援してます。


あけましておめでとうございます

  • 2017.01.04 Wednesday
  • 22:49
今日までお休みをしっかりいただいて、リフレッシュさせてもらいました。
また今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

1月2日に母がフジテレビの「国民的金持ちグランプリ(でタイトルあってたかな?(^_^;))」という番組に出ました。

スタジオ収録を終えて帰ってきた母の話では、

うちは、借金を抱えてて、金持ちでも何でもないから、この番組に出るのは、全く似つかわしくないし、
他の出演者の棚からぼた餅みたいな人と同列にされるのも嫌だと、収録中に、帰る!って吠えてたらしく、

「きっと私は全部カットされるんじゃないのかしら」と言ってました。

でも、放映されてましたね。
お饅頭をいただいてるシーンで、東野さんが母に気を遣っている様子だったのが、それがあったせいかなーと思わせる感じでしたが。

2日かけて取材されたわりには、まあ、あっさりとしたもんで、、
私がクリスマスパーティで声楽を披露した時も、朝礼で腕立てふせしてる時にもカメラがすぐそばで回ってたし、これが全国放送されてしまうのかも〜!っと、緊張しましたが、そこもカットされてて、ちょっと拍子抜け〜
たぶん、他にも、そう思ってるスタッフがいるはず。

いや、恥さらしにならずにすんで、ホッとしましたけどね。

でも、やっぱり、あの番組の7組の中に選ばれたことはすごく不思議です。もっとゴージャスで、適任な方がいくらでもいらっしゃるでしょうに。






息子が7歳になりました。シェフが美味しい料理とケーキを作ってくださいました。家族仲良くお祝いできるのは、本当にありがたいことです。

とってもお茶目なところのある息子ですが、優しい子で、妹の面倒見もよく、トイレ掃除などの分担されてる家事もきっちりやってくれるし、最近たくましさもでてきて、うれしい限りです。のびのび育ってね。

筒井塾終了

  • 2016.12.12 Monday
  • 16:09
昨日、5日間のセミナーだった筒井塾が終了しました。



照子先生と息子さんの武男先生と一緒に写真を撮っていただきました。

先日71歳になられたばかりとおっしゃってましたが、筒井先生の40年以上に及ぶ臨床経験を凝縮してお教えいただきました。おかげで、目から鱗が落ちて、見えていなかったものが、見えるようになってきて、さらに確信をもって診療できるようになってきました。

筒井先生のストイックなまでに真実を突き止めようとする真摯な姿、それを後世に伝えようとするバイタリティ溢れる姿など、講義の内容とも併せて、とっても勉強になりましたし、考えさせられました。

筒井先生は私に、「先生はまだ若いから、いいですよ。自分はわからなくて、苦労して苦労して見つけたことを、先生たちはこうやって教えてもらえるんだから、本当に恵まれてますよ。」とおっしゃってました。

その通りです。私はなんて恵まれてるんだろうと思います。

学生の時に生理学の教授から教えていただいた、咬合治療の魅力に惹かれ(国家試験に出ないから、国試が終わってからじゃないと教えてやらんと言われて、しばらく待ちましたが)咬合がゆがむと頭蓋骨がどれだけゆがむのかを証明する猿の動物実験のお手伝いをさせていただきました。

その教授の紹介で、埼玉で、整体をしてから理想的な咬み合わせを取ったり、レントゲン像から第2頸椎の歯突起という位置で咬合平面を決める治療を学びました。ここで咬み合わせが全身に影響を及ぼすことを知りました。
しかし、治療方法は術者の勘によるところが大きく、複雑で、歯の神経を取るくらいまで削ったり、侵襲が大きく、納得いくものではなかったので、もっと何かないだろうかと思っていました。

ちょうど同時期に父と一緒に出た講習会で、ニューロマスキュラー治療に出会い、これだ!と確信できました。道具もすぐに揃えてもらい、治療させていただける患者さんもいらして、たくさんの経験をさせていただきました。

ただ、その病的な状態になってしまった原因へのアプローチには、まだ「もや」がかかった状態だった時に、筒井先生の本に出合いました。
今回のセミナーでは、原因へアプローチし、治療後の安定を図るための歯の形態についても詳しく教えていただきました。これでさらに迷うことが少なくなると思います。

まだ臨床10年の私ですが、濃密な時間を過ごさせてもらっているおかげで、普通の倍以上の経験を積まさせてもらっているだろうと自負しています。

最近学んだスイング理論にしても、筒井式にしても、ニューロマスキュラー治療とは治療の仕方は違いますが、病態の表現が色々あって、顎関節症を理解するのに、とても役に立ちます。真実は1つだけど、違った尺度で見ているんだなと思います。富士山をあちこちの角度から見ているみたいな気分です。

学ぶって楽しいし、とっても大事ですね!これからも先人から学び続けたいと思います。

そして、忘れてはならないのは、それを支えてくれる、家族とスタッフへの感謝。

私が留守の時に子供たちも我慢してくれてるし、子供たちを見てくれている家族には、本当に感謝です。
また、今回のセミナーはスタッフの同伴ができたので、休みを返上して、ついてきてくださった衛生士チーフ、技工士さんに感謝です。

先月末、私が就職記念日だったので、たくさんのスタッフがウィークリーレポートに、私に温かいコメントを書いてくれました。読んでいてウルウルくるくらい、とってもうれしかったです。
患者さんに、ちょっとうるさいくらいに態癖の話をしている私ですが、いつも温かくサポートしてくれていますし、私が情熱をもってやっていることを理解しようとしてくれています。患者さんに寄り添って、最善のことをして差し上げたいという私の気持ちを盛り立ててくれています。
素敵なスタッフに恵まれて、私はなんてラッキーなんでしょう!

そして、私は経営者の娘ですが、今は経営には一切関わらずに(見たことがないほど0がたくさん並んだ借金の借用書?にはサインしましたが笑)、歯科診療だけに集中できる環境にしてもらっています。これも、すごーくありがたいことです。

そして、患者様。私は若輩者ながら、信頼して治療を受けてくださっているのを感じます。患者様と個人的なことをお話しできることも私はとても楽しんでいますし、私を成長させてくださるのは、患者様です。

みなさん、とってもとっても感謝してます!!ありがとうございます!!

あ、もう一つ。今日のブログが今年最後の更新になるのかもしれませんので。
1月2日のフジテレビ夜10時、「国民的金持ち?」という番組をご覧になっていただけましたら嬉しいです!

良いお年を〜来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

就職記念日

  • 2016.11.29 Tuesday
  • 17:16
先週の休日に息子の友達家族と、ひるがのにある牧歌の里で遊んできました。

岐阜を出た時は10度近くあったのに、ひるがのは2度!一足先に冬を感じました。

パンを作って、

バーベキューを食べて、

馬と羊に餌をやって、


芝生で転げまわって、

温泉に入って、と1日満喫しました。

こんな風に楽しく過ごせることに感謝です。


更に感謝なことに、今日はS様にお花をいただきました。


S様は個人的にもお付き合いいただいてる、かっこよくて、素敵な奥様です。スタッフと一緒にお宅にお邪魔させていたき、持ち寄りランチをして頂いたことがあるのですが、ご夫婦ともに趣味も楽しめる、センスのいい、快適なお宅でした。
副院長のブログを見てくださっていて、スタッフの就職記念日にいつもお花をプレゼントしてくださる、びっくりするくらい寛大な方です。今日はさらにびっくりだったのが、11月30日のコメット開院記念日と私の就職記念日を覚えていてくださって、今日のご来院時に「1日フライングだけど」とお花をくださいました。とってもうれしかったです!私もS様のような気遣いのできる大人な女性になりたいと思います。


S様もご来院いただくのに1時間近くかかると思いますが、私が現在診させていただいてる、咬み合わせ治療や矯正治療の患者様のおそらく半分以上は県外の方です。愛知県の方が一番多いですが、三重県、滋賀県、富山県、京都府、大阪府、広島県、千葉県、埼玉県などから通院してくださっています。

やはり、調べに調べて意を決してご来院いただいてます。
時間や費用をかけて、通院してくださる努力に本当に感謝ですし、身の引き締まる思いがします。

さらに、最近は兄弟姉妹でや、親子で矯正治療をさせていただいてる方が増えたなと思います。親しいご友人をご紹介いただくこともありますし、信頼して頂いていることを感じて、うれしく思いますし、やりがいを感じます。
誠心誠意、お一人お一人としっかりお話しをしながら、よく診させていただきたいと思いますし、そうできる環境に感謝したいです。

院長、副院長の一人娘の私は中学生の頃からコメットの裏方(洗い物とか)で働くようになって、コメットと一緒に成長してきました。家族の役に立ちたくても、子供で、何も資格がないことにもどかしさを感じていたので、歯科医師になることはごく自然でした。

歯科医師になって10年目の今年。ありがたいことに、一緒に働いてくれる歯科医師の夫もいます。将来がどうなるかわかりませんが、子供たちも「ママと一緒に歯医者さんになる」と言ってくれます。

至らないことがあって、患者様からお叱りをいただいたり、教えていただくこともありますし、スタッフに助けてもらうことも多く、日々感謝と反省ですが、これからも成長してまいりたいと思います。
皆様、ご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。

ハロウィン2016

  • 2016.11.01 Tuesday
  • 11:48
肌寒くなってきて、冬の訪れを感じる季節になりました。
体調を崩していらっしゃる方も多いようです。皆さんもお大事になさってください。

昨日は娘の通っている幼稚舎でハロウィンパーティーがありました。


大好きなエルサに変身〜


我が子ながら、いや、我が子だから?可愛くてたまりません〜ハート

さてさて、今日はとてもシビアな叢生(歯が込み合っていること)をご本人の希望もあって、非抜歯で治療した40代女性のケースをご覧いただこうと思います。
下顎前歯部に癒合歯がある事も少し特殊な症例でした。
YPB


矯正後です。
YPA

レントゲン写真です。
YP
上が矯正前、下が矯正後です。

横に拡大し、プレートインプラントを使って、後方移動しました。
yc

横顔のレントゲン写真です。左が矯正前、右が矯正後です。

約2年半前に、大学から外科のアルバイトに来てくれていた先生が、この方の歯の込み具合を見て、
「これは抜かないと並ばないでしょう。抜歯してあげますよ」と言われて、
私が「いいえ!必要ないです!」と答えたのを懐かしく思い出します。

通常より少し時間がかかりましたが、とってもきれいになられたと思います。治療お疲れ様でした!

素敵な頂き物

  • 2016.10.12 Wednesday
  • 17:25
前回、楽しい頂き物をした70代の男性の患者様が、今度はこんな素敵なものをくださいました。
とっても素敵だったので、ご本人に、私のブログに載せる許可もいただいてきました!

牡丹

ご自分で撮影された、たくさんの写真のデータをUSBメモリに入れて、くださったんです!
このお花は、ご自分で育てられたそうです。
そして、写真加工もフォトショップを使ってされているんですって。
お聞きしたところによると、同じ写真を2枚重ねているんだそうです。
1枚は鮮明に写っているままので、下に、もう1枚はぼかしたもので上に重ねて、鮮明に見せたい所だけ、上の写真を消すんだそうです。
芸が細かいですね!

彼岸花

この水滴とか、プロ並みの腕ですよね〜

紅葉

もうそろそろ、こんな紅葉も見れる時期ですね。

また少しずつ、アップさせていただきたいと思います。Uさん、ありがとうございます!


さて、話は変わって、連休は筒井塾の2,3日目に出席しました。

物を食べる時の下顎の動きというのは、とても複雑で、下斜め後ろに回転する動きを加え開けて、また上斜めに回転しながら動いてます。
実は、咀嚼運動を、詳しく習うというのは歯科大学でも、ほとんどありません。

だから、食べるための歯を作っているはずの歯医者は、情けないことに、咀嚼運動についてよくわからずに診療しているパターンが大変多いわけです。

被せ物を作る時に、型を取った石膏模型を咬合器という、顎の動きを再現できると思われている物にくっつけるのですが、残念ながら、世の中に、咀嚼運動をする咬合器は存在しません。できるのは、上下運動と、下顎を前と左右に振る運動のみができるだけです。そして、そんな動きは日常ほとんどすることがないのです。

咀嚼運動を再現するには、下顎が後ろに下がれる構造になっていないといけないのですが、それすらもできない咬合器が多いのです。
それができたとしても、咀嚼運動を再現させようと思ったら、模型を手で、それらしく動かすことしかできないのです。
顎の動かし方も個々様々ですし、将来的には、患者さん一人一人の歯の形、顔の形、筋肉のつき方やCTなどのデータを収集して、咀嚼運動を再現できる咬合器というか、咀嚼運動に適した被せものの作成ができるようになるかもしれませんが、そのためにはスーパーコンピューター並みのデータ解析能力がないと、無理なんじゃないかという話も出ていました。

歯の形態一つとっても、本当に自由で、作製する技工士さん、歯科医師により、千差万別です。
ちゃんとわかったものを作成したいなとまた改めて思いました。
生涯勉強!苦しみながら、分かりにくい点を解明してくださり、教えてくださる先人に、心から感謝と敬意を表します!

聴く力

  • 2016.09.30 Friday
  • 12:17
昨日、「対話で心をケアするスペシャリスト《精神対話士》人の話を『聴く』技術」

という本を読みました。

人の心を病気にしてしまうのは「孤独感」だそうです。
「誰も自分の気持ちを分かってくれない!」が怒り、喪失感などの気持ちを生み、不登校、犯罪、暴力などに繋がるけれど、色々な気持ちがこんがらがってしまって、本人も何が原因なのかわからなくなってしまうのだそうです。

そこで、カウンセラーは「聴いて」その人の本心を十分に吐き出させて、気持ちを共有して、その人の「鏡」になってあげることで、もつれた糸を一緒にほぐすことができるのだそうです。

そうすると、本人が自分で自分を理解できて、自ずと解決策を見つけられるようです。

私は今まで、話を聞くと、こうすればいいんじゃないかという、本人にグッと入るようなアドバイスをしてあげることがいい事なんだと思っていました。だから、話を聞いている時の頭の中は解決策を考えていました。

でも、話を「聴く」ことは、その人の感情の動きに注目すること。解決策はこっちが出しちゃダメなんです。
人から出された解決策は、心に響かないどころか、それに従えないし、気持ちを分かってもらえないという恨みさえ買ってしまうかもしれないんです。

勉強を教えるのと同じでしょうか。問題を自分で解けるように助けるけれど、答えを教えたら意味がないんです。

そして、病気と同じです。治すのは医者じゃないんです。医者は自然治癒力を高めるようなお手伝いをするけれど、治すのは患者さん本人です。

色々なことがつながって、すごく納得できました。

もっと早くこれを読むべきだったなと反省しました。
子供たちにはこのことを教えてあげたいし、私が実際に彼らの鏡になって、お手本を示したいと思いました。

さて、話は変わって、美容業界でつかわれている、たるみを取る機械の広告を見ました。

この写真が載ってましたが、ちょっとショックを受けました。なぜだかわかります??



ビフォーよりアフターはきれいになったと思えるのなら、咬み合わせ治療の歯医者としては嬉しいです。

このお二人、ビフォーだと咬み合わせが奥歯が低すぎて、下顎が後ろに下がっているお顔をしています。
アフターはお二人とも、前歯だけを合わせて、奥歯を空かしているような、下顎を前に出した状態です。
つまり、アイーンをした状態です。
明らかに下顎が長くなってるでしょ!

私は見たらすぐわかりましたけど、見慣れてないと、「この施術だとたるみがとれる!」と食らいつきたくなるのかなぁ?
それってどうなの・・・?

ま、でもこの広告を作った人は、顎の位置が変わるのがアンチエイジングなんだって知っていらっしゃるんですよね。そこはお目が高い!その知識がもっと広く知れ渡ってくれたらうれしい限りです。

このモデルさんは、写真撮影が終わって、歯を治したわけではないでしょうから、奥歯を咬み合わせたら、元のお顔に戻っちゃいますけど、私ならアンチエイジングになるお顔をキープするお手伝いができます!



また話は変わって、今日、ディスニーのお部屋にもメイちゃんとダッフィーちゃんを、素晴らしくゴージャスな手作りのお洋服で飾ってくださって、貸してくださっている患者様が、またカップルを貸してくださいました。これ!


実写版のシンデレラの衣装ですよ〜!!すごーい!可愛い!
受付で皆様をお迎えしてくれます。ご覧になってくださいね!

楽しい頂き物

  • 2016.09.17 Saturday
  • 12:53
咬み合わせ治療をさせていただいている、70代のすごーく器用で、多趣味な男性の患者様は、お越しになる度に、色々教えてくださったり、お作りになったものを見せてくださいます。

先回、今度は面白いものを持ってくるからね、とおっしゃって帰られたので、何を見せてくださるのかワクワクしていました。

そして、またご来院になって、「これあげるわ」とくださったのが、これ。



松茸のいい香りが、ものすごく漂ってきます。

「えぇ〜っ!!こんな高価なものをいただいていいんですか〜??ハート

「これね、私が作ったの」とおっしゃいます。

「え?松茸って栽培できるんでしたっけ?自然に生えてるのを取るイメージでした。どうやってお作りになるんですか?」

「これこれ」とティッシュを指さされる。

ティッシュ??

「よく見て。ティッシュで形を作って、ガスバーナーで色つけてるの」

「えっ?でもすっごく松茸の匂いしますけど?」

「アミかにね、売ってるのよ。土瓶蒸しってすごく松茸の匂いするでしょ?あれはこれを入れてるのよ。天然の松茸だけじゃそんなに、匂うわけないでしょ」

「ええ〜!そうなんですか〜!」

あまりにも素晴らしい作品なので、その後スタッフに見せて回りましたが、誰一人、すぐに分かった人はいませんでした。

唯一シェフだけは、手に持った時に「あれ!?」とおっしゃいました。作りものと分かると、「あーエッセンスで匂いつけてあるのかー」とおっしゃってました。

一番ひどいのは副院長で、「手に持ってよく見て」と言っても、「え?何なの?」とずっと匂いをクンクン嗅ぎながら、作りものだと、全く気づきませんでした苦笑

下さった患者様は、「本当に食べようと思って、焼いちゃう人がいるんですよ」とおっしゃってましたが、副院長はそういうタイプだな。(笑)

そういう私も、結婚式でLUSHというお店の、ざっくり切った大きなチョコレートをいただいたから、と旦那の弁当の袋に入れたら、「石鹸なんか食べれるか〜!殺す気か〜」と言われちゃったことがあるんですが。
あ、でもその後にLUSHのお店を見つけて、店員さんにお聞きしたんですが、娘が買った石鹸を食べ物と思って、本当に食べて、口の中泡だらけにしちゃったお父さんの話をお聞きしました。やっちゃう人私だけじゃないって安心しました。

この松茸の頂き物は、スタッフみんなで楽しませていただきました。見せて回るのも、エイプリルフールのいたずらをしてるような楽しい気分でした。ありがとうございました!

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