ニューロマスキュラーの講習会

  • 2017.09.27 Wednesday
  • 18:02
9月23、24日は、東京であった、アメリカのラスベガスから来日してくださった、チャン先生の講習会「最新の生理学的咬合を理解する〜経験による咬合から根拠に基づいた咬合へ〜」に出席してきました。

10年前、歯科大を卒業してすぐに院長とチャン先生の講習を受けて、あっという間に月日が経ちました。
来日するたびに、たくさんの刺激をくださいます。
今回は懇親会で、隣に座らせていただき、チャン先生の生い立ち、奥様とのなれそめ、ニューロマスキュラーとの出会いと発展にいたるまでを色々詳しく教えてくださって、とっても楽しい時間を過ごせました。先生の真面目で、楽しく、真摯な人柄に触れることができて、大いに笑い、考えさせられました。

また、同じく、日本でニューロマスキュラー治療をする他の歯科医師の先生方ともお互いに刺激しあえる、大変、有意義な講習会でした。

29.9.24

アメリカでのニューロマスキュラーの歴史は45年ほど。
ニューロマスキュラー治療するのに欠かせない、低周波治療器のマイオモニタ−と下顎運動測定器(現在はK7)をバーナード・ジャンケルソン先生がマイオトロニクス社と開発したのが起こりです。
日本の先進的な歯科医の先生方が、28年ほど前にバーナード先生の息子のロバート先生を日本で講演して頂けるようにお招きして、日本でもニューロマスキュラーコンセプトが知られるようになりました。

真実な理論と、確かな効果があっても、新しい考えというのは、すぐに受け入れてもらえるものではありません。

例えば、オールオン4というインプラントのやり方。
全く歯のない人に、骨の残りやすい前歯部の骨に斜めにインプラントを4本埋入して、全顎補綴するもので、総入れ歯しかなかったことに比べると、快適な、画期的な治療です。今は世界中でこの治療がなされていますし、もちろん当院でも患者さんに大変喜んでいただいています。また、以前は一社のみだったのが、多くのインプラントメーカーがこのやり方に対応できる種類のインプラントを販売しています。

それでも、このやり方を開発したポルトガルのポール・マロ先生は、始め、インプラントを斜めに入れるなんて、非倫理的な治療をしている!と、非難されて、なんと、歯科医師免許をはく奪されたのです。マロ先生は仕方なく、国外で治療を続け、成果をあげて、国内でも認められるようになり、戻ってくることができました。

激しいですよねぇー

医学の進歩というのは、そんなものです。今の常識は、以前の非常識です。逆に以前の常識が、今の非常識だったりすることはいくらでもあります。

時々、ニューロマスキュラーがそんなにいい治療なら、歯科医師のみんながやってるはずだと言われることがあります。
すぐに浸透しないのには、以前の考えから頭を切り替えるのが大変だということもあるかもしれませんが、ニューロマスキュラー治療の良さはわかっても、治療に必要な機器が大変高くて(高級車の値段です)導入できないというのが7割くらいの理由のようです。
私のように卒後すぐに、この高額で、噛み合わせ治療を客観的にビジュアル化できる唯一の機械を扱わさせてもらえる歯科医師なんてそうそういません。本当に恵まれていて、感謝感謝です。


アメリカでニューロマスキュラーコンセプトが受け入れらる過程でもいわゆる、政治的な、妬みも絡んだ話がたくさんあります。今では、ニューロマスキュラー治療に欠かせないマイオモニタとK7はアメリカ歯科医師会とFDA(アメリカ食品医薬局)にも顎関節治療に効果があるとお墨付きをもらっています。それで、患者さんにも、ニューロマスキュラー治療と言うのは良いものだと広く知られるようになってきているのですが、今度は、ジャンケルソン先生のやり方から離れているのにもかかわらず、ニューロマスキュラーの名前を使って治療する「なんちゃってニューロマスキュラー」な歯科医も出てきているようです。


アメリカでニューロマスキュラーが広く知られるようになったひとつに、ニューロマスキュラー治療で作ったマウスピース(アギリティーガードという商標でチャン先生のグループが作成しています)を一流のスポーツ選手(オリンピック選手など)が装着して、成果をあげていることです。論文などでは、このマウスピースは筋力や瞬発力を1割アップさせると言われています。

マウスガードにはパフォーマンスの改善には効果がないとか、非装着と比較して有意差がないという論文も見受けられますが、いつも咬んでいる位置から模型上で数ミリ高くしただけの「最適でない」マウスガードなら、かえって力が出なくなっても不思議ではありません。


ニューロマスキュラーのマウスガードと普通のマウスガードとの違いは、顎の位置です。

下顎と言うのは、頭蓋骨に、靭帯と筋肉でぶら下がっているものなので、6次元的に動きます。まず、上下、前後、左右、さらに、飛行機の用語になるのですが、ピッチ(飛行機の尖端が下か上に向かう状態)、ヨウ(飛行機の尖端が左右に振る状態)ロール(飛行機の羽が左右に傾く状態)です。


個人個人に筋肉、神経的に一番安定した、生理的な下顎の位置というのが存在します。それをコンピューターで下顎の運動をモニタリングしながら、低周波治療器を使って三叉神経と顔面神経に刺激を与えて、咀嚼筋群に不随意の等長性の運動を起こさせて、その個々の「最適な」下顎の位置を見つけ、その位置でマウスピースを作ると言うのが、ニューロマスキュラーコンセプトです。

1つ選手の声を紹介します。
Dotsie Bauschという2102年ロンドンオリンピック自転車チームパシュートの銀メダリストがアギリティーガードを使っている感想を2012年のオリンピック前にこう言っています↓(原文はこちら

AgilityGuardは私の秘密兵器です。これまで口や顎の問題は何もなかったので、AGがパフォーマンスを向上させるか疑わしく思っていました。コーチは必要だと確信していたので、コーチを信じることにしました。今6週間AGを定期的に装着して、(ウェイトトレーニングとインターバルセッションのバイクの両方で)その結果に魅了されています。まず、一つ目に、バランスと重心の感覚がはるかに改善されていることに気付きました。これはもともと苦労していたことではありませんでしたが、今は自転車やペダルに自分が"植え付けられた"ように感じ、自分の腰の重さが1000ポンド(約450Kg)もあって、何ものも自分を中心からずらすことができないかのように感じます。それくらい安定しています。二つ目に、自分のトレーニングについて、以前とは違う冷静さを感じます。AGが口の中にあると、スムーズでコントロールされ、落ち着いた自信を持っています。精神を集中させることができ、行き詰まったり、パニックになったりしません。 AGの装着前は、最後の数回のリフト、または最後のインターバルに入るとき、ストレスと不安を感じ、セットを最後までやりきれないかもしれない、もしかしたら、少しもできないかもしれないと心配になりました。今ではAGがあるので、1日のトレーニングを終えた後でも、いつもでも、もう一つ余分にインターバルやセットができるような気がします。これはすごい。私はAGの大ファンで、AGなしでパフォーマンスはしません。オリンピックに持って行って、他の多くのスポーツ選手に勧めるのが待ち遠しいです。ありがとうAG!


日本でも、ニューロマスキュラーが広く浸透してくれる日が待ち遠しいですし、私が何か果たせる役割がないだろうかと、スポーツ界の方々とコンタクトをとっている最中です。きっと、いいお知らせができる日が来ると信じています!

歯周病に勝つ

  • 2017.09.16 Saturday
  • 15:26
歯周病は簡単に言ってしまえば、

細菌の毒素と、歯を揺さぶる力(咬むこと、歯ぎしりすること)VS 歯肉と骨の抵抗力

だと思います。
歯医者では、細菌の毒素を減らすお手伝い(クリーニング)や、歯を補強したり、まっすぐに並べることなどで、揺さぶる力に対抗するようにアシストをさせていただきます。

もちろん、毎日のケアや、食いしばらないように気を付けるなど、ご本人の自己管理もとても重要です。

そして、歯肉と骨の抵抗力の増強はご本人にしかできないことです。


歯肉と骨って何からできてるでしょうか?


歯肉の約半分はコラーゲンです。儀織灰蕁璽殴鵑80%ほどを占めます。
骨の体積の43%は有機成分で、そのうちの約90%はやはり儀織灰蕁璽殴鵑任后

この儀織灰蕁璽殴鵑鮑遒辰討い襯▲潺了世裡格の1はグリシン、プロリンが25%、グルタミン酸10%・・・と続きます。

コラーゲンができるまでには、様々な過程があります。
1、まず、コラーゲン合成細胞の中で、決められた順にアミノ酸が並べられていきます。当然、材料となるアミノ酸が必要です。 
  この時、一つでも足りないアミノ酸があれば、コラーゲン作りはそこでストップしてしまいます。
2、並べられたアミノ酸中の、プロリンやリシンは水酸化されます。この時に、鉄分、ビタミンCが必要です。
3、さらに、水酸化されたリシンに糖がくっつきます。ここで活躍する酵素にはマンガンが必要です。
4、アミノ酸の鎖3本がらせん構造を作り、細胞外に出されて、、、と続きます。

コラーゲンができるためには、色々な種類のアミノ酸、鉄分、ビタミンC、マンガンなどが必要なんですね。

アミノ酸について
20種類あります。体内で合成できないので、食物から摂取しないといけない9種類の「必須アミノ酸」と、体内で合成できる11種類の「非必須アミノ酸」があります。

非必須アミノ酸は、ほかのアミノ酸や脂肪、糖などを使って体内で合成されますが、合成できる量は年齢とともに減少しますし、やはり外部からの摂取が必要です。


アミノ酸(たんぱく質)不足で引き起こされるのは、

骨、歯、筋肉が弱く、もろくなる
細菌・ウイルスに感染しやすくなる
皮膚の美しさ、髪のしなやかさがなくなる
内臓が衰え、弱くなる
血管がもろくなる(高血圧、脳卒中につながるおそれ)
貧血になる
代謝が悪くなる
身体の調節がきかなくなる

などです。

そんなに歯磨きが下手でないのに、歯周病が進んでいる方の中には、年齢の割に老けてるかな?とか、筋肉量少なそうだなーと思う方もいらっしゃいます。そんな方に食生活をお聞きすると、たいてい野菜中心。

「たんぱく質、特に、赤身肉もしっかり食べてください。」と私が言うと、意外な顔をされることが多いです。
肉は悪で、ヘルシーじゃない食べ物だと思われがちでしょうか?

ヘルシーってカロリーが低くて、栄養素もスカスカなもの、じゃないですよね。


たんぱく質を自分の骨と肉にするには、取るたんぱく質の量も質も大切です。

まず、どのくらいの量をとるのが理想的かというと、成人で1日当たり体重1kgにつき0.75〜1.5g程度と言われています。
50Kgの人なら、だいたい50gくらいですね。

50gのたんぱく質を取るには何をどのくらい食べる必要があるのでしょうか?

マグロの刺身なら200g(厚めの刺身12切れくらい)
豚肉なら200g
全卵なら24個
納豆なら7と半パック
木綿豆腐なら2と半丁
パルメザンチーズなら115g

魚と肉はまだいいとして、他はあり得ない量ですよね〜

質という観点では、それぞれのアミノ酸組成は全部違うので、同じものを取り続けると、不足するアミノ酸が出てきてしまいますし、腸が消化吸収しきれなくて、その食べ物を敵だと思って、遅延型アレルギーを作ってしまうこともあります。

同じ量のたんぱく質を食べても、種類や調理の仕方で身体に吸収される量は違うようです。
また、消化吸収するための、酵素には微量元素などの助けも必要です。

たんぱく質を体に取り入れる工程だけでも、とても複雑です。

という事で、結論。

たんぱく質を豊富に含む食品を、自分の手のひらほどの量で、毎食違う種類で、美味しく摂取すること。

特に高齢者は、若い人よりも多くのたんぱく質を取ることが推奨されています。
たんぱく質の形のまま食べても、消化吸収力が落ちていると、胃腸が受け付けれない方もいらっしゃいます。
その場合は、アミノ酸の形になっているサプリメントなどの方が向いているでしょう。

ところで、ある歯周病の進んでいる患者さんに、たんぱく質やアミノ酸を意識して取っていらっしゃいますか?と聞いたところ、
「黒酢」と答えが返ってきました。

確かに黒酢はアミノ酸が豊富だって宣伝してますよねー

ところで、黒酢サプリメントでどのくらいのアミノ酸が取れるんでしょう?

歯肉や骨に欠かせないコラーゲンを作る必須アミノ酸の1つ、リシン(リジン)を例に、考えてみましょう。

WHOによる必須アミノ酸の推奨摂取量(成人向け体重1kg/1日)というのがあります。

リシンの1日推奨摂取量は体重1kg辺り30mgです。 つまり、体重が50kgなら、1500mg必要です。
黒酢のサプリメントをあれこれネットで調べてみましたが、1日分の目安量(2粒とか)で取れるのが、だいたい20mg前後。
体重1Kg分の必要量も取れないわけで。

ちなみに、全卵1個のリシン含有量は450mgほど。
卵を一かけら食べたら、黒酢サプリメントと同じほどのリシンが取れるわけですよねー
逆に、全卵1個分のリシンを黒酢サプリメントで取ろうと思ったら、22日分ほど飲まなくてはいけません。

それって効率いいことになるのかな〜?費用対効果はどうなんでしょうか? 

サプリは効率化のためのものです。誰々がこんな風に良くなったと言ってるとか、飲んでる人がきれいだとか、飲み始めたら褒められたとか、とても魅力的な宣伝なんですが、自分に必要な栄養素の量と、そのサプリで本当に取れている量をしっかり分析把握して、賢くやりたいですね。

どの栄養素がどれだけの量入っていて、1日辺りに摂取できる栄養素の量がどれだけかも、しっかり表示していないサプリなんて、私には信用できません。「100g辺りどれだけの栄養素含有」しか表示してないのは、1日量を自分で計算しなくちゃいけないじゃないですか。不親切だわーと思います。

それから、○○エキス配合!とかしか書いてなくて、微々たる量しか入ってなくても書ける表示って怪しいなーと疑いの目で見ています。

日本のサプリメントにもアメリカのようにきちんとした、厳しい基準を導入してほしいものだと思います。

ちなみに、私はオリゴスキャンを定期的にして、副院長にサプリを処方してもらっています。

私が取っているプロテインです↓ 信頼できるものだと思います。




正しい知識に基づいて、健康管理していきたいですね。

免疫力アップ

  • 2017.08.29 Tuesday
  • 10:17
今年の夏はそこまで暑くなくて、ありがたかったですが、日照時間が短いのも夏らしくなくて、残念な気がします。

厚着ををしなくていい夏、私大好きなんです。あっという間に終わってしまうのは残念なんですが。
だからこそ、あれもやりたい、これもやりたいってワクワクします。

ここ最近は、休みの日で、晴れていれば、金華山登り、レゴランド、プールと子供たちと思いっきり遊んできました。

この夏で、うちの子達は真っ黒になりました。だいぶ体力ついたなぁと感心します。4歳の娘は、体は小さいですが、金華山も8割がた自分の足で上ったし、プールも最初から最後まで楽しんでいました。

1日外でたっぷり遊んでも、次の日は気持ちよく起きれるなと感じます。

それには、日光浴が関係しているのではないかなと思っています。

 
患者さんの中には、体力が落ちてくる、つまり免疫力が落ちてくると、痛み出す歯や、腫れてしまう歯ぐきをお持ちな方もいらっしゃいます。

免疫力が落ちないようにしてくださいね、とアドバイスさせていただくのですが、具体的にどうしたらいいでしょうか?

やはり、人の身体は睡眠・栄養・運動の基本的要素で成り立ってると思います。
それに付け足して私がアドバイスしていることは、日光に当たる事です。

免疫力アップや、がん予防、抗加齢で注目されているのは、ビタミンDです。食事やサプリメントからとることもできますが、日光に当たれば、自分の皮膚で、作ることができます。日光なら無料!




少し前の記事になりますが、こんなのがあります。出典元:日本経済新聞

国立環境研究所と東京家政大の研究チームは29日、1日に必要な量のビタミンDを体内で作るのに適した日光浴の時間を推定したと発表した。12月の晴天の正午では、那覇市で8分、茨城県つくば市で22分、札幌市では76分の間、日光を浴びる必要があるとの結果になった。

 紫外線がシミやしわなどの原因になるとして日光を避ける風潮もあるが「冬の北日本では食べ物からビタミンDを取るだけでなく、日光浴が推奨される」と研究グループは説明している。

 ビタミンDが不足すると骨の生育に異常が生じ、頭蓋骨がへこむ頭蓋ろうや、くる病、骨粗しょう症などが起きる。

 ビタミンDは魚やキノコなどの食物から取れるほか、紫外線を浴びると皮膚の中にできる。最近は、乳幼児や妊婦、若い女性、寝たきりの高齢者を中心にビタミンDの不足が指摘されている。

 研究グループは、成人が健康な生活を送るのに1日に必要なビタミンDの量を5.5マイクロ(マイクロは100万分の1)グラムと想定。すべてのビタミンDを両手の甲や顔の日光浴だけで体内で作る場合の日照時間を試算した。

 紫外線が強い7月の晴天の正午では、札幌市が5分、つくば市が4分、那覇市は3分となり、各地で必要な日光浴の時間に差は少なかった



ここで、注目して頂きたいのは、「両手の甲と顔の日光浴」と書いてあるところ。おしゃれな方は、顔に何も塗らずに日光に当たるのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか?

でも、ビタミンDを作る紫外線は、ガラスや日焼け止めで遮られてしまいます。日光の当たる面積が狭ければ、その分照射時間を増やさないといけません。

ちなみに、ビタミンDには2種類あって、動物性食品(魚肉、肝臓、鶏卵など)や、日光に当たった人の皮膚で作られるビタミンD3は、植物性食品(天日干しシイタケ、きのこ、海藻類など)に含まれるビタミンD2より2倍働きが強いとも言われています。

ちなみに、私は手の甲と足の甲は日焼け止めをほとんど塗ってません。ちょっと変な焼け方になるんですが。

冬は日照時間が短く、紫外線量も少ない上に、肌の露出度が減るので、ビタミンD合成はしにくいですね。

ビタミンD不足は、糖尿病、動脈硬化、免疫力低下、自閉症、うつ、花粉症に関連していると言われています。
寒くて日照時間が少ないところで、高血圧やうつ病がが多いのはこれが理由かもしれませんね。


高血圧の話が出たので、少し脱線。
世間では、高血圧対策に、塩分摂取量をコントロールするのが当たり前のように言われていますが、減塩しても血圧が下がるのは食塩感受性の人達だけだそうで、その数は成人の10〜30%とか、30〜40%程度と言われており、少なくとも半数以上の人々は減塩しても血圧低下の効果はないとのことです。ということは、誰でも彼でも減塩するように指導するのは意味なさそうですね。

やっぱり食事は、おいしい〜と思って食べるのが大事でしょうねー

健康には「ごきげんな気持ち」が大事。周りの人を笑顔にすることを考えて、ハッピーを共有しあいたいですね。


膝に落書きしてごきげんな息子です

お盆休み

  • 2017.08.18 Friday
  • 11:59
お盆休みを1週間いただきました。
私は家族で、海へ行ってきました。と言っても、ほとんどホテルのプールで過ごしていたのですが。
手足がふやけてボヨボヨになるまで、ずーっと入っていても、飽きない子供たちです。

のーんびり過ごして、リフレッシュできました。

さて、今日ご紹介するのは、20代の男性の矯正症例です。
矯正前は、かなり口元が出ていました。最大限に口元を下げるために、小臼歯の抜歯と、プレートを併用しました。
レントゲンで、横顔の違いを比べてください。
治療前です。
BO
治療後です。
OA

全く別人のようにカッコよくなりました!
移動量が多かったので、時間はかかってしまいましたが、ご本人も納得いくまでやりたいと良くご協力いただきました。
ありがとうございました!治療終了おめでとうございます!

WIOC

  • 2017.07.05 Wednesday
  • 13:06
昨日まで神戸で開催されていた、World Implant Orthodontic Conference(歯科矯正用アンカースクリューの世界会議)に出席してきました。


矯正用アンカースクリューというのは、歯の矯正の時に、骨に埋め込んで、絶対的な固定源となる、チタン製のネジやプレートのことです。歯を動かすには、理想的な方向へ、歯を引っ張る力が必要になりますが、動かないアンカースクリューがあると、思ったところへ歯を動かしやすくなります。

世界と名がつくだけあって、世界の各地からの出席者が多く、とっても国際色豊かな学会でした。発表もほぼ全て、英語でされていて、最先端の技術を持つ、世界中の超有名な矯正歯科医が参加してらして、非常にレベルが高く、刺激がいっぱいの、楽しい学会でした。私がプレートインプラントについて教えていただいた、この学会の会長で、世界的に有名な菅原先生の講演も聴くことができて、改めて、先生の素晴らしさを再認識しましたし、私が仙台へお邪魔した時には未発表だったベルギーの先生の新しい治療を取り入れて、発表されていたので、止まることを知らない先生はやっぱり尊敬できるなと思いました。

会場がいくつかあって、同時に講演がなされるので、聞きたいものを天秤にかけて、あちらこちら移動しながらだったので、忙しかったです。

わかりやすいパワーポイントが作ってあったり、こちらからの質問に対して丁寧に答えてくださる著名な先生が多く、とても爽やかな学会でした。

新しい技術について知ることができたので、また診療の幅を広げることができると思います。

またこういう学会に出て、いろいろ勉強してこれるのが楽しみです


おまけの話なのですが、昨日、5時ごろに学会が終わって、新幹線で名古屋まではスムーズに帰ってくることができたのですが、大雨の影響で、名古屋から岐阜までの在来線の電車が止まってしまい、名古屋で3時間ほど足止めされて、なかなか自宅までたどり着けませんでした。。。子供たちが寝る前に自宅に帰ってくる予定だったのに、電話で話をしただけになってしまいました。ようやっと電車に乗れても、満員で、スタッフにお土産に買ったお菓子の箱もつぶれてしまうようなぎゅうぎゅう状態。ばつ
貴重な体験ができました。
診療のお休みをいただいたり、スタック状態の時に経験者としてラインでアドバイスをくれたMさん、ママのいない家で子供の面倒を見てくれた主人、支えてくださった方々に感謝します。

6月

  • 2017.06.26 Monday
  • 09:56
梅雨の時期ですが、夏のような天気の方が多いですね。短いけれど、たっぷり遊べる夏はワクワクしますね!

最近、本当に嬉しい事は、コメットで矯正や、噛み合わせ治療をされた方のご紹介でお越しになった、ご家族や、ご友人を治療させていただくことが増えているなと実感できることです。
やはり本物の口コミですから、最初から、信頼してきてくださっているのが、とてもありがたく、誠心誠意、治療に当たらせていただきたいと、改めて思っています。

噛み合わせ治療には、今まで入っていた、被せものや土台(金属が多いです)を外して、新しい、良い咬み合わせの被せものに変えていく治療も含まれるのですが、このような治療は咬み位置を変える関係上、1本ずつやっていくというわけにはいきませんから、1回の治療が3時間くらいになることもあります。金属を外す時は、患者さんの表現を借りると「口の中で道路工事されてるみたい」です。痛みはなくても、水も飛んでくるし、振動も、音も大きいし、口も開けとかなくてはいけないし、相当なご負担だと思います。患者さんの皆さんが、とても頑張って通ってくださるので、感謝なことだなと思います。
できるだけ、手早く、快適に治療を受けていただけるよう、スタッフ共々精進して参ります。

話は変わって、6月はプライベートでイベントが多い月でした。
娘が4歳になったので、娘の大好きな、リトルマーメイドのアリエルに会わせてあげようと、名古屋で劇団四季を見てきました。演技や、歌も舞台装置もとっても楽しめました。
しっかりおしゃれさせてあげて、本人もウキウキ、ノリノリで、舞台鑑賞していました。
やっぱり女の子はこういうところ、男の子と違うな〜と思いました。将来2人で一緒に舞台鑑賞に行くようになったりするのかな?と楽しみになりました。
先日、Youtubeで「本物の」アリエルが見たいと言うからディズニーの映画を見たいのかと思いきや、劇団四季の映像のことで、とっても印象深かったようです。

ある患者さんから、「危ないから、子供の写真そのまま載せたらだめだよ」と心配していただいたので、これからは顔は隠して写真を載せることにします。今まで、わざとそうしてなかったのですが、実際にご心配くださる方がいらっしゃるのがわかり、ありがたく、御忠告通りにさせていただこうと思います。

それから、息子の運動会。張り切って踊っている姿がとっても可愛かったです。
今年は、日どりも都合よく、家族4人で参加することができて、とても幸せでした。

それから、もう一つ、嬉しかったこと。息子の絵が岐阜県青少年美術展で優秀賞をいただきました!


去年の運動会の玉入れを題材としたものです。本人は、描いた後に「変な絵になったなー美術展に応募すると聞いたけど、こんなの選ばれるわけないよな」と思ったとのこと。この年代は上手とか、下手とかじゃなくて、楽しく描けてるかが評価されるんでしょうねー

しかし、息子の描く絵はよく、歯がしっかり描いてあるから、歯医者の息子ゆえなのかなと顔がニヤけてしまいました。




5月

  • 2017.05.29 Monday
  • 11:05
30度越えも連日あって、もう夏を感じる暑さですね。

5月ももう終わりなのですが、ちょっと振り返ってみます。

GWは夫と子供と一緒にディズニーリゾートへ行ってきました。
楽しい、夢の国なんですけどね、ものすごーく混んでいて、並んでばっかりでした。
次は下の子の身長が、乗り物の制限に引っかからないくらいまで伸びたら行きたいかな。。。と思います。

グーフィーと記念撮影できました



それから、夫の同級生が愛知県で開業されたので、内覧会にお邪魔しました。開業する時には、やはり、あれこれ大変なようです。頼りになる家族やスタッフがいてくれるとありがたいですね。
お互いに楽しく頑張りたいです。

昨日は東京に講習会にも行ってきました。「歯科医師のための歯科英語」という講習でした。外国人の方が増えてきていらっしゃるので、よりスムーズに対応できるように研鑽をつみたいと思います。さっそく衛生士さんに使ってもらえるようなフォーマットを作りました。

スタッフが色々な新しい取り組みにも前向きな姿勢で頑張ってくれているのは本当に感謝です。どの患者さんにも、安心してかかっていただけるように、切磋琢磨していきたいと思います。

楽しい頂き物

  • 2017.04.25 Tuesday
  • 17:06
今日ニューヨークに旅行に行ってらした患者様から、楽しい頂き物をしました。
これです↓


トランプ大統領のトランプ!笑えた!さっそくスタッフと笑いを共有させてもらいました〜


このお土産をくださった患者様はユーモアたっぷりの50代の女性で、いつも太陽のごとくほがらかにニコニコしていらっしゃいます。
遠方からご来院くださっていて、顎の痛みをお持ちだったので、噛み合わせ治療と矯正治療をさせていただき、今日で金属の詰め物のやり変えも終わったところです。
お会いするたびにそのオーラに癒されます。このご縁に本当に感謝。


話は変わって、咬み合わせ検査のための機械で、K7というアメリカのマイオトロにクス社の機械(ウン百万円するんですよ〜)をバージョンアップしました。K7エバリュエーションシステムEX Blackというものになりました。今度は部分的に黒が使われていて、ちょっと見た目がカッコよくなりましたし、装置も改善されてて、使いやすくなりました。
咬み合わせのポジションを決める精度がさらに高くなったと思います。

こうやって、高い機械を患者さんのために買おうと思ってくれる経営者に感謝!


また話は変わって、先週の日曜日、雲一つない、素晴らしいお天気の中、子供たちと河川環境楽園に遊びに行ってきました。息子の同級生のご家族の方が、キャンセル待ちしていたバーベキューサイトが取れたからと誘ってくださったので、バーベキューを楽しみつつ、子供たちは思いっきり水遊び!

あっという間に1日が経ちましたが、10時から5時までたーっぷり遊んできました。子供たちは全身びしょ濡れで大喜び。ママは何度も服を着替えさせて干して、の連続。でも、すごく楽しかったな〜

あそこはとっても人気でなかなかBBQの予約が取れないので、今回が初めてだったんですが、子連れにはすっごくいいところでした。また行きたいです!

春が来ましたね

  • 2017.04.10 Monday
  • 12:54
4月に入って、だいぶ暖かくなってきましたね。昨日も運転している車の中から、満開の桜を楽しむことができました。
皆さんも桜は楽しめましたか?この季節は何だかウキウキした気分になります。

子供たちの春休み期間中の日曜と木曜日は、一緒に思いっきり遊びましたー
なんだか動いてばっかりだったので、いつもと違う生活に、今日は何曜日だったけ?と考える日が多かったです。
でも、一緒にベタベタできる時間も限られてますからね、今はしっかり子供優先になっています。

できたばっかりのレゴランドにも行ってきました〜小雨が降っていたし、平日の木曜日だったからか、そこまで混んでいなくて、気に入った乗り物は、何回も乗ったし、たっぷり遊べました。


楽しかったので、帰りがけに年間パスポートにアップグレード。ちょくちょく出没する予定です。


子供たちは、新学期が始まって、また新しい生活に慣れるまで、少し時間がかかるでしょうが、それぞれいい方向に成長していけるように、頑張っていってほしいです。

私も講習会や学会発表の計画が色々ありますので、ますますパワーアップしていく予定です!
歯科の勉強だけでなく、英語を使う、外国人の患者さんも増えていますので、もっと流暢に話せるように英語も勉強していくつもりです。



話は変わって、他院で矯正して顎がスムーズに動かなくなってしまって、顎関節症の治療を受けているけれど、一向に良くならない、とご来院になった方とお話ししていて、気が付いたことがありました。

マウスピースを作っても、ご本人の態癖について指摘がされていない・・・

その方は机の上に顎を載せていることがよくある、常に上下の歯を当ててる、いつも片側を下にして寝ている、などの顎に良くない習慣をいくつかお持ちでした。

色々と説明している間に、態癖が原因の一つになっていることをお話したら、はっとした表情で、「そうだったんですか!目から鱗が落ちました!」とニコニコして帰っていかれました。

歪んでしまっている顎の咬み位置はそのままにして、自分の生活習慣を見直すだけで、どれほどの改善があるのか保証できるわけではありませんが、やめないと治らないし、再発しないためにも、とっても大事なことです。

歯科医側は、治す手技にばかり目がいくと、原因を考えることがおろそかになってしまうのかもしれないと思いました。顎関節症だけでなく、虫歯や歯周病も同じくです。

原因について考えるように教えてくださった先輩に本当に感謝です。

癖って本人が気が付いてないことってありますもんね。
人ごみの中を行くと、いろんな人の癖や、歯並びが目に入ってきます。

少なくとも、コメットに歯の管理をお任せいただいている以上、将来トラブルを起こす可能性のある要素を取り除けるよう、お話しさせていただいて、トータルで健康になっていただければと思って仕事をしています。

埋伏歯の矯正歯科治療

  • 2017.03.24 Friday
  • 12:21
昨日は東京であった、矯正の講習会に行ってきました。

埋伏歯とは、骨の中に埋まってしまっていて、生えてこない歯のことを言います。

症例をお見せします。この方は、右上の1番という歯が埋まってしまっていました。
側方のレントゲン写真と、CTの立体画像です。矢印が埋まってしまっていた歯です。
X-rays

矯正治療で歯を引っ張り出しました。途中まで、仮歯を使っていました。
impacted


埋伏歯を引っ張る時には、試行錯誤で治療してきましたが、さらに引き出しが増えたらいいと思い、受講してきました。

講師の先生の症例をいくつか拝見して、治療プランの立て方が私とは違うなー、こんなやり方をされる先生もいらっしゃるんだなーと参考になりました。

ただ、受講されていた先生方は矯正をメインでされていない先生がほとんどでしたので、今更タイポドントかーと実習はちょっと物足りなさを感じました。

タイポドントとは、矯正の練習のための模型で、歯がワックスの中に埋め込んであって、お湯でワックスを軟化させて、矯正の効果を体験するものです。



収穫としては、複雑にワイヤーを曲げたりするのではなくて、通常通り、ブラケットをつけて、ステンレスワイヤーの10倍も弾力性のあるニッケルチタンのワイヤーで根気よく動くのを待つので十分という事がわかったことで、今やっていることに確信を持てたのは良かったなと思いました。

他の収穫は、講習会にいらっしゃっていた、女性歯科医師の先生と、仕事や家庭の両立スタイルについて話をしたりして、自分の境遇が本当に恵まれていて、ありがたいなと改めて思えたことです。
昨日も、夫が春休み中の子供たちを、義母たちと動物園に連れていってくれて、私が勉強するのを助けてくれました。勉強したいなと思う時に行かせてもらえるのは、本当に感謝です。



おまけの話ですが、昨日電車のモニターで、タンポポの英語dandelionは、フランス語の、dent de lionライオンの歯(牙)が由来だと書いてあるのを見ました。タンポポの葉っぱが牙に見えるからだそうです。

てことはタンポポというのは、花のことを指すのではなくて、葉っぱなのか??花だけだったら、ただのlionなのか??とかしょうもないことを考えていました。

それにしても、モニターに「歯」という文字が現れた瞬間にパッと目がいって、「何だ、タンポポの話かー」と思ってしまった自分が何だか笑えました。

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